映画「シンゴジラ」マニアックス!100倍楽しくなるキーワード(ネタバレ注意)

LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]
Pocket
LINEで送る

初代ゴジラを踏襲

映画冒頭に登場するグローリー号。初代ゴジラでは栄光丸という貨物船だった。シンゴジラの第4形態は初代ゴジラと同じように手が上を向いてる。

春と修羅

そのグローリー号の船内に残っていた「春と修羅」(宮沢賢治・著)は、宮沢賢治の生前に唯一刊行された詩集で、その作品の中に「おれはひとりの修羅なのだ」という言葉が存在する。この持ち主だった牧教授は、妻の病状を回復させられず、その怒りや苦しさから政府へ恨んでいた。(修羅の状態)

残された折鶴

グローリー号に残されていた折鶴。妻の病気の回復を願っていた想いと、原爆被害で亡くなった広島平和公園のシンボル・佐々木禎子さんの像を重ね合わせているのではないかという説がある。劇中に広島原爆の写真が登場することから繋がってるという説も。

牧教授の写真

牧教授は行方不明で写真でしか登場しない。牧教授の写真は、岡本喜八監督の写真です。庵野秀明監督は、この岡本喜八監督を大変リスペクトしており前半のテンポのいい会話劇や、劇中でのテロップは岡本喜八監督の代名詞でもあった。

シンゴジラの第2形態、第3形態のメッセージ

シンゴジラは東京湾の海底で廃棄された原子炉を食べて誕生しています。まるで水爆実験のように登場し、第2形態では蒲田の呑川をのぼってきます。その際に係留していたボートを次々と乗り上げていくシーンは、東日本大震災の津波を思い起こします。さらに陸上にあがった第2形態は第3形態に進化していく過程で大田区、品川区の街並みを破壊しながら進み、その後東京湾へ帰りますが、その経路後には高い放射線量が残りました。この場面は、東日本大震災後の東電原発事故を思い起こせます。

映画へのオマージュ

劇中に少しだけ出てくる京急車内にあった雑誌アエラ風の中吊り広告には「JUDAI(ジュダイ)」と書いてありました。劇中は塚本晋也、原一男、松尾スズキ、ムラヤマ・J・サーシ、犬童一心、緒方明、岡本喜八(写真のみ)の6人の映画監督が出演しています。岡本喜八監督映画のようなテロップや会話劇。ヤシオリ作成で使われた音楽は円谷英二監督がつくった「宇宙大戦争」のテーマ曲を使用しています。

尾頭ヒロミという副産物

市川実日子さんが演じた尾頭ヒロミに注目が集まり、様々な漫画タッチのイラストがツイッターなどでシェアされ話題に。

何回も観たくなるほどの、尻尾の衝撃

シンゴジラ最大のネタは尻尾。特徴的な長い尻尾が印象的で、ラストシーンは尻尾の先端に出てきている人のようなものが5〜6体?これは第5形態への進化の始まりなのか。シンゴジラの続編が期待できそうな終わり方でした。牧教授がシンゴジラと合体し人の遺伝子をシンゴジラに組み込むことによって進化していくという説も。

kunihirostudy