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川崎フロンターレ観戦記とアウェイゲーム録

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湘南ベルマーレがルヴァンカップ初優勝、曹貴裁監督が男泣き

      2018/10/28

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ルヴァンカップ優勝は湘南

前半に、湘南ベルマーレのU21日本代表のMF杉岡大暉がミドルシュートを放ち先制。その1点を守りきって横浜F・マリノスを破り、初優勝を飾った。クラブ創設50年の節目だった。J1昇格4度、J2降格4度の「エレベータークラブ」とも揶揄されるクラブが、経営危機や主力流出といった苦難を乗り越え、栄冠に輝いた。

緑に染まったゴール裏。

インタビューでは男泣きを見せた曹貴裁監督。

2006年から走るサッカー「湘南スタイル」を築きあげ、2012年からは反町監督から、曹貴裁監督に変わり長期的に若手を育成しながらクラブを強化してきた。しかし遠藤や永木など他クラブに引き抜かれるなど、資金難による課題があったが、2018年からライザップ傘下になっていた。

曺監督監督 コメント

お疲れ様でした。
ここ埼玉スタジアムでルヴァンカップの決勝を戦うのは僕としてもチームとしても初めてでした。その中でも絶対優勝するという気持ちでピッチに立とうという話を選手にして、本当に前半の立ち上がりから非常に堂々とマリノスさんに対してプレーしてくれたと思います。とかくJ1の試合ではいつも最初は様子を見て、ボールを相手に渡してからディフェンスするというような試合展開が多かったんですけど、今日は本当に自分たちでボールを、卵を扱うかのようにしっかり相手陣内に入れてチャンスを作ってくれたということに成長を感じていました。前半が良すぎたので後半は少しきついなと思っていたら、そのような展開になりましたけど、湘南スタイルと言われるものは縦に速いだけじゃなくて、最後しっかり身体を張って相手のシュートをブロックするということも含めて、包括的なもの、もしくはもっと原則的なものだと思っています。それを今日出た選手たちが、出ていなかった選手と一緒に毎日切磋琢磨して、ピッチの中の温度を常に下げずに、出ている人、出ていない人を選手の中で選別しないでやってきたことがこういう結果につながって、すごく嬉しく思います。
また、今年の途中からライザップさんが我々と一緒に経営に参画してもらい「一緒に強くなろう」というメッセージをいただき、管野(翔太パフォーマンスアップチーフトレーナー)のようなトレーナーの派遣も含めて、目に見えないところで選手のサポートをしていただいたり、食事のサポートをしていただいたり、またチームを強くするための資金的なサポートもしていただいています。瀬戸健社長をはじめ、ライザップの皆さんにもおめでとうございます、ありがとうございますという言葉を伝えたいし、何より、今日ここにたくさん来てもらった黄緑のサポーターの方に、少しはいい思いをさせられたのかなというふうに思います。
僕は自分が監督であると全然思っていなくて、でも人を指導する立場にいる限りは、大人でも子どもでも、やっぱり向き合った人には向き合ったなりのことをしていかなきゃいけないというふうに思っています。我々のクラブにはユース、ジュニアユース、その下のスクールの強化特待クラスまで、たくさんトップを目指す選手たちがいます。その子たちのほとんどが今日このスタジアムに来たんですけども、彼らやまたその親御さんに、このように頑張れば皆んなもここまで来られるんだと見せられたのは、優勝したことよりも非常に嬉しいです。
チームを激励するための寄せ書きに、彼らは小学生なのに、ただ「勝ってください」とか「○○選手がんばってください」「優勝してください」とかではなくて、8割ぐらいの選手が「湘南スタイルで」とか「湘南魂で」とかという言葉を前に付けていました。それを小学生が書くというのが、驚いて、本当に涙が出そうになりましたし、改めてクラブ全体の勝利だと思っています。僕はたまたま監督という立場ですけども、いろんな人がこの日を待ちわびていたことを思うと、ここにいられることにすごく幸せを感じています。ただこれはゴールではなく通過点なので、このあとチームがどう変わっていくか、変わっていかなければならないかということに責任があるし、複雑な気持ちでいます。
僕は今ライザップさんの指導で糖質制限をしてるので、今目の前に並んでいるルヴァンカップのお菓子はまったく食べられないのですけど、今日くらいはチップスターのうすしお味と、このルヴァンのビスケットをちょっと食べようかなと思います。ルヴァンカップのスポンサーの皆さんも、本当に大会を盛り上げてくれてありがとうございました。ここの報道関係者の皆さんにもこの場をお借りして感謝の気持ちを述べたいと思います。ユースやジュニアユース、トップのメンバーだけじゃなくて、アカデミーの子たち、スタッフの人たちにもありがとうと伝えたいです。
引用元:湘南ベルマーレ公式

梅崎司選手 コメント

本当にベルマーレが大きく変われるチャンスだと思っていました。自分どうこう以上に仲間やサポーターみんなが喜んでいる姿を見て本当によかったと思うし、嬉しい気持ちです。
準決勝もそうですけど、仲間が居なければなし得なかったことだと思いますし、今日も本当にたくさんの場面で仲間に助けられて、自分が活躍するよりも嬉しいというか、今までになかった喜びを感じています。自分が変わったことを証明したい試合でしたし、このチームに来て、「梅崎落ちていくな」とか「梅崎落ちたな」と思っている人もたくさんいただろうし、でも僕にとってはこの軌跡は前に進むための大きな機会でした。本当に素晴らしいチームで素晴らしい仲間、素晴らしい指導者に巡り会えて、僕自身が成長できたかなと思います。それをタイトルという結果として証明できてよかったです。
個人として今日はもっとできたと思いますし、自分自身のプレーには悔しいなという思いが強いです。その根源はもっともっと成長したい、もっと上手くなりたいというところだし、それは僕だけじゃなくてチーム全員が持っていることだと思います。その心がなかったら今日も勝てなかったと思うし、この勝利、タイトルをきっかけによりチーム内でもっともっと切磋琢磨しながらもっと良いチームにできるように努力していきたいです。
引用元:湘南ベルマーレ公式

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