かわさき新聞

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川崎市営地下鉄(川崎縦貫高速鉄道)、多摩川を越え西馬込から都心へアクセス案はどうか

   

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川崎縦貫高速鉄道(かわさきじゅうかんこうそくてつどう)は、
1960年代より、運輸省の審議会答申を受け、神奈川県川崎市が新百合ヶ丘駅 – 川崎駅間に建設を計画していた鉄道路線。川崎市交通局を事業主体とすることが考えられていることから川崎市営地下鉄とも呼ばれる。2000年の運輸政策審議会答申第18号で、新百合ヶ丘 – 川崎間が2015年度までに開業すべき路線と位置づけられ、新百合ヶ丘駅から元住吉駅を経て将来的には川崎駅(その先、京急大師線との乗り入れ)を目指していた。環境アセスメント調査まで実施していたが、新百合ヶ丘駅 – 武蔵小杉駅間の計画に変更された後、2012年度をもって会計が廃止された。ただし完全な計画中止ではなく、現在も整備計画自体は検討が続いている。(wikipediaより)

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新百合ヶ丘駅 – 長沢駅 – 医大前駅 – 蔵敷駅 – 犬蔵駅 – 宮前平駅 – 野川駅 – 久末駅 – 子母口駅 – 等々力緑地駅 – 武蔵小杉駅

新百合ケ丘で小田急多摩線と相互直通運転として乗り入れる計画だった。
また、武蔵小杉から先は、川崎駅方面に延伸し京急大師線とも接続する計画でもあった。

2003年見直し案以降は軌間を1067mmとしているため、1435mm軌間を採用している京急大師線との相互直通運転については軌間可変電車の導入や改軌が検討課題として浮上していた。

計画自体はいったんとまってしまったが、疑問点として小田急沿線、田園都市線沿線の方々が武蔵小杉や川崎駅方面へアクセスを望んでいたのかという点が疑問と感じた。新宿や渋谷といった都心ではなく川崎駅へのアクセスは南武線も並行しているし、利用者数自体が多いように思えない。一方このルート沿線の住民の方から考えてみるとバス路線しかなく交通アクセスを望むのも事実だろう。

改善案として考えるとするならば、川崎駅ルートで考えるのではなく、都心アクセスか羽田空港アクセス案で提案したい。

(※代替案)
新百合ヶ丘駅 – 長沢駅 – 医大前駅 – 蔵敷駅 – 犬蔵駅 – 宮前平駅 – 野川駅 – 久末駅 – 子母口駅 – 等々力緑地駅 – 武蔵小杉駅

– 中丸子 – 下丸子(新設・東急多摩川線乗り継ぎ) – 本門寺(新設) – 西馬込(都営浅草線乗り入れ)

新百合ケ丘から武蔵小杉まで現行案のままだが、その先のルートを川崎市から大田区側へルートを延伸し都営浅草線との直通運転で都心アクセスを確保。このルートによって沿線利用者数を安定的に確保できるのではないかと考える。しかし多摩川を超え西馬込までの区間の認可なども必要なため課題も多い。

もともと小田急多摩線との相互直通ありきで計画が進んでいたため、多摩ニュータウン方面ではなく都心アクセスを優先したルート案を検討する方が現実的だと思われる。

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