はじめての生理
はじめて生理がくる年齢は平均的には12~13歳。個人差が大きいので多少早くても遅くても心配はいりません。身長は152㎝、体重は42kgぐらい。10歳を過ぎて身長が150㎝に近づいてきたらそろそろくる時期と、心がまえしておくといいでしょう。
この頃になるとおりものというベタッとした粘液(ねんえき)が増えてきます。下着についてきたら、初潮が近づいてきたサインです。
肌質も変わってきます。脂っぽくなったり逆に乾燥してきたり、ニキビなどの肌トラブルもでやすくなるでしょう。人によっては髪質が変わることもあります。また、頭が痛くなったり、微熱(びねつ)が続いたり、鼻血が出たりすることもあります。
はじめて生理がきたときは、下着にうっすら血がついたり、茶色っぽいものがついたりします。
準備するもの
生理用ナプキン(昼用・夜用)
ナプキンを入れるポーチ
ナプキンの持ち運びはもちろん、ナプキンの捨て方も伝えましょう。
生理用ショーツ
月経カレンダー、手帳など
初潮から「月経カレンダー」をつけておきましょう。生理のはじまった日と終わった日にシールをつけるだけでもOK。毎月つけておけば、周期の確認ができて体の変化もわかりやすくなります。
学校で教えるもの
小学校では4年生から月経(生理)・精通(射精)について教えています。保護者に対しても「女子は生理用品をそろえておいてください」と伝えたり、生理用品のパンフレットを配布したりする学校もあります。