福岡のシンボル、福岡タワーやPayPayドーム(みずほPayPayドーム福岡)が立ち並ぶベイエリア、シーサイドももち。
近代的なビル群の中に、まるで南欧のリゾート地のような、少し異質な空気を漂わせるホテルがあります。
それが、ザ・レジデンシャルスイート・福岡です。
「ただ寝るだけのホテルでは物足りない」「旅先でも自宅のようなくつろぎが欲しい」。そんな旅慣れた大人の願いを叶えてくれるこの場所は、福岡の発展の歴史とともに歩んできた、特別な空間です。今回は、その開発の背景から、ホテルとしての独自の機能、そしてここを拠点にした賢い散策スタイルまでを深掘りします。

「シーサイドももち」の理想を体現した開発経緯
このホテルが誕生したのは、1992年(平成4年)。1989年に開催された「アジア太平洋博覧会(よかトピア)」によって埋め立て開発が進められた、シーサイドももち地区の歴史と深く関わっています。
- 「都市景観100選」のエリアで
当時、福岡市は「職・住・遊」が融合した未来型都市を目指していました。その中で、福岡地所(キャナルシティ博多などを手掛けたデベロッパー)が、「世界中から来る人々が、長期滞在でも快適に過ごせる国際的な居住空間」をコンセプトに開発しました。 - コンドミニアムからの出発
実はここ、当初は分譲マンションや会員制の長期滞在施設(サービスアパートメント)としての側面を強く持っていました。そのため、一般的なホテルとは設計思想が根本的に異なります。「客室」というよりは「邸宅(レジデンス)」と呼ぶにふさわしい造りは、この出自によるものなのです。
全室バルコニー付き!「広さ」という最大の特徴
ザ・レジデンシャルスイート・福岡の最大の特徴は、なんといってもその客室の広さと設備です。
- 驚きの居住性
最もコンパクトな部屋でも32㎡以上、多くの部屋が45㎡〜60㎡超という、都市型ホテルでは考えられない広さを誇ります。
さらに、全室にバルコニーが付いています。窓を開けて百道浜の海風を感じたり、プールサイドの景色を眺めたりする時間は、まさにリゾート体験そのものです。 - 「暮らす」ための機能
元々が長期滞在を想定しているため、ミニキッチンや洗濯乾燥機を備えた客室が多く用意されています(※部屋タイプによる)。
地元のスーパーで福岡の新鮮な食材を買い込み、部屋で簡単な料理を作ってバルコニーで楽しむ。そんな「福岡に住んでいるかのような旅」が叶うのは、ここならではの贅沢です。
5つの棟とガーデンプール:ホテルとしての機能美
敷地内には5つの棟が配置され、その中心にはシンボルとなるガーデンプールがあります。
- アーバンリゾートの真骨頂
夏期限定でオープンするプールは、宿泊客と会員のみが利用できるプライベートな空間。泳ぎ疲れたらプールサイドで本を読み、夜になればライトアップされた水面を眺める。博多や天神の喧騒から離れ、静寂な時間を過ごすことができます。 - 散策の拠点としての「自転車」
このホテルは、レンタサイクルのサービス(有料)も充実しています。
ここを拠点にすれば、海沿いの道をサイクリングしたり、サザエさん通りを抜けたり、あるいは少し足を伸ばして「大濠公園」まで走ったりすることも可能です。歩くよりも少し遠くへ、風を感じながらの散策は、新しい福岡の魅力を発見させてくれるでしょう。
アクセス方法
ザ・レジデンシャルスイート・福岡は、百道浜エリアの中心部に位置しています。
【バスでのアクセス】(推奨)
博多駅や天神からは、西鉄バスを利用するのが最もスムーズで、ホテルの目の前まで移動できます。
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出発地点 |
利用するバス |
下車バス停 |
所要時間・詳細 |
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博多駅 |
博多バスターミナル 6番のりば (306番・312番など) |
「医師会館・ソフトリサーチパーク前」 |
約25~30分。下車後、徒歩約2分。 |
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天神 |
天神バスセンター前 1Aのりば (W1・302番など) |
「医師会館・ソフトリサーチパーク前」 |
約15~20分。都市高速経由のバスが早くて便利です。 |
【鉄道(地下鉄)でのアクセス】
- 地下鉄空港線「西新(にしじん)駅」下車。
- 徒歩: 1番出口から「サザエさん通り」を北へ徒歩約15分。
- 季節が良い時は、西新商店街の活気と、博物館や図書館が並ぶアカデミックな通りを散策しながらホテルへ向かうのも素敵なルートです。
WEB編集者のアドバイス:
ホテルのすぐ隣には「福岡市博物館(金印が有名)」や「福岡市総合図書館」があります。チェックイン前やチェックアウト後に荷物を預けて、この文化エリアをゆっくり歩いてみてください。特に図書館の映像ホール(シネラ)では、名作映画が格安で上映されており、雨の日の散策プランとしても優秀ですよ!
