東洋一のバスターミナルが最先端へ。サクラマチ誕生の物語
熊本市中央区桜町。かつてここには、1969年に誕生し「東洋一のバスターミナル」と称された熊本交通センターがありました。半世紀近く熊本の交通を支えてきましたが、施設の老朽化と時代の変化を受け、2019年に「サクラマチ クマモト」として劇的な変貌を遂げました。

この再開発の根底にあるのは、「熊本城と庭つづき」という壮大なコンセプトです。 江戸時代、この地には熊本藩主・細川家の「陽春庭(ようしゅんてい)」という庭園がありました。サクラマチの設計にあたっては、この歴史的な庭園のDNAを現代に継承。熊本城の石垣を彷彿とさせるひな壇状のテラスと、豊かな緑を配した空中庭園は、お城の景観を遮るのではなく、街と城を視覚的につなぐ架け橋として誕生したのです。
施設の特徴:歩くほどに「熊本」が好きになる仕掛け
サクラマチは、ただのショッピングモールではありません。交通、商業、文化が高度に融合した「垂直都市」のような特徴を持っています。
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商業施設(B1F〜5F): 「城下のたしなみ」や「仲見世」をテーマにしたフロアデザインが秀逸。地下のフードコートから、九州初進出のブランドまで約150店舗が揃います。
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日本最大級のバスターミナル(1F): 毎日3万人以上が利用する29の乗降場が集結。ここから阿蘇、天草、さらには九州各県へと旅が繋がります。
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TOHOシネマズ 熊本サクラマチ(4F): 熊本初となる3面マルチシアター「ScreenX」を導入。視野角270度の臨場感は、映画のまち・熊本にふさわしい体験です。
圧巻の文化拠点「熊本城ホール」と天空の社交場
施設の北側を占めるのが、九州最大級のコンベンション施設**「熊本城ホール」**です。
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メインホール: 約2,300席を誇り、壁面には県産の杉材が贅沢に使用されています。
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シビックホール: 2階にあり、ライブハウス感覚で利用できる最新鋭の音響設備が自慢です。
また、宿泊施設として「KOKO HOTEL Premier 熊本」が併設されており、客室からはライトアップされた熊本城を独り占めできるという、この場所ならではの贅沢が叶います。
五感を刺激する「サクラマチガーデン」と広場
最上階に広がるサクラマチガーデン(屋上庭園)は、この施設のハイライトです。
地上約30メートルの高さにありながら、滑り台や水遊び場を備え、子どもたちが駆け回る横で大人がベンチに腰掛けて熊本城を眺める…そんな平和な光景が広がっています。また、地上階の「サクラマチ広場」や、隣接する「花畑広場」では、季節ごとのイベントやマルシェが開催され、常に街に活気を生み出しています。
また隣接地には熊本市役所も移転していくる予定です。
アクセス情報
サクラマチ クマモトは、熊本の交通の結節点そのものです。
鉄道・路面電車でのアクセス
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熊本市電(路面電車)から
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「辛島町」電停下車、徒歩約1分。
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JR「熊本駅」から
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市電「A系統」に乗車し約15分、「辛島町」下車。
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または、熊本駅から空港リムジンバス等の各路線バスで「熊本桜町バスターミナル」下車すぐ。
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駐車場・駐輪場
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駐車場: 施設併設の「サクラマチ熊本駐車場」をはじめ、周辺に提携駐車場が多数あります。映画鑑賞や一定額以上のお買い物でサービスが受けられます。
