フケとシャンプーについて(理容のだセレクション)

LinkedIn にシェア
Pocket
LINEで送る

フケは、頭皮の新陳代謝の周期が乱れると発生します。周期が乱れるおもな原因は、「乾燥」と「皮脂の過剰分泌」です。当記事では、フケとシャンプーの関係について説明していきます。

そもそもフケとは?

フケのおもな原因は、「乾燥」と「皮脂の過剰分泌」です。
特に男性の場合は、ホルモンの影響で皮脂が過剰になりやすい傾向にあります。

頭皮は毎日、新陳代謝が繰り返されています。健康な状態なら、古くなった表皮細胞が、およそ28日間でアカとなって剥がれ落ちます。このアカ(細胞の粒)は見えないほど小さいので、普通は気になりません。

ところが、なんらかの原因で新陳代謝のリズムが早まり、まだ成長しきれていない未熟な表皮細胞が重なったまま、ごっそりと剥がれ落ちてしまうことがあります。
これがフケの正体です。

なお、このような状態になると、髪に十分に栄養が行きわたりません。抜け毛の原因となるので、早急に改善したいところです。

ちなみにフケには、2種類あります。乾性フケと脂性フケです。

頭皮の乾燥による「乾性フケ」

頭皮が乾燥したことによって発生するフケを「乾性フケ」といいます。
冬になると、ほっぺたや口のまわりが乾燥して、白い粉吹き状態になることがありますが、これと似た状態に頭皮がなったのが乾性フケです。

この乾性フケは、空気の乾燥する冬などに多くあらわれます。
また、乾性フケがあらわれる他の要因としては、アトピー性皮膚炎などの皮膚のトラブル、薬の副作用のほか、頭皮の洗いすぎやパーマやカラー剤の刺激によるかぶれなどがあげられます。

乾性フケの対策は、まずは地肌ケア用のシャンプーに変えて、地肌をやさしく洗うことから始めるといいでしょう。

皮脂の過剰分泌による「脂性フケ」

パラパラとしたフケに混じって、ベタベタした大きめのフケがある場合、皮脂が過剰に分泌されているかもしれません。
このような脂性フケは、男性に多いのが特徴です。

脂性フケの原因は、頭皮の常在菌であるマラセチア菌の異常繁殖によって起こる「脂漏性皮膚炎」であることがほとんどです。

マラセチア菌は、異常繁殖すると脂肪酸を大量に排泄します。
そして、脂肪酸が頭皮の新陳代謝を速めます。通常なら代謝のサイクルは28日ほどですが、この状態になると7〜21日で頭皮の表皮細胞が剥がれ落ちてしまいます。

表皮細胞が速めに剥がれた頭皮は、炎症を起こしやすく、洗ったばかりでもかゆみやフケが出ます。

ちなみに、常在菌の繁殖には、自己免疫の低下や、季節的な要因、体質も関係しています。一度なってしまうと慢性的にフケとかゆみに悩まされることが多いです。

ラウレス硫酸に注意

上述のように厄介な脂性フケですが、その状態をさらに悪くするといわれているのが、ラウレス硫酸という洗浄成分です。

このラウレス硫酸は、安価なので、市販シャンプーのほとんどで使われています。
ただし、洗浄力がある反面、刺激が強すぎてフケが出やすいといわれています。

たとえ、フケやかゆみを抑える成分が入っていても、ラウレス硫酸そのものが刺激になるので、結局は頭皮が刺激を受けてしまうという……なんとも、もどかしい状態に陥るのです。

アミノ酸系のシャンプーが効果的

フケに効果的なシャンプーは、アミノ酸系のシャンプーです。
洗浄力がやさしく、必要な成分を地肌に届けることができるからです。

特に、マラセチア菌(脂性フケの原因)に有効なミコナゾール硝酸塩が入っているものや、乾燥肌に効果的なアラントインが含まれているものがオススメです。

なお、洗髪の直後でもフケが出る、かえってかゆみが増すといった場合、頭皮が炎症を起こしている可能性がありますので、皮膚科を受診することをオススメします。

シャンプーとフケのまとめ

以上、シャンプーとフケについていかがでしたか?
フケには2種類あって、そのうち脂性フケが厄介です。もしフケにお悩みでしたら、まずはフケの種類を特定し、シャンプーの変更を検討してみてはいかがでしょうか。

kunihirostudy