熊本で注目!リノベーションまちづくり甲佐町、山ぼうしの樹、えんがわなど

投稿者: | 2026年2月11日

熊本県の上益城郡にある甲佐町(こうさまち)。ここは今、古い建物を壊すのではなく、知恵を絞って再生させる「リノベーションまちづくり」の先進地として、全国から注目を集めています。ガイドブックには載りきらない、甲佐町が持つ「古いけれど新しい」まち歩きの魅力をご紹介します。

「山ぼうしの樹」:森と古民家が溶け合う、暮らしの実験場

まち歩きの起点としてぜひ訪れてほしいのが、「山ぼうしの樹(やまぼうしのき)」です。ここは築140年以上の明治時代の古民家と、約400坪の豊かな庭園を再生させた文化拠点です。

  • 特徴: 地元の工務店「ミズタホーム」が手がけたこの場所には、母屋を中心にカフェ、古道具店、レストランなど複数の建物が点在しています。
  • みどころ: 「さびかふぇ」では、時が止まったような空間で旬の食材を使ったランチが楽しめます。また、庭園と建築が一体となった風景は、どこを切り取っても絵画のよう。単なる観光施設ではなく、理想の暮らしを体験できる「村」のような温かさがあります。

 「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」:町と暮らすように泊まる

商店街の入り口に佇む、築130年の古民家をリノベーションした宿が「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷(にっぽにあ こうさ そすいのさと)」です。

  • 誕生秘話: 長らく宿泊施設がなかったこの町に、「交流の火を灯したい」という地元の若手たちの想いから誕生しました。元たばこ店や質屋だった歴史的な建物を、その面影を残しながらモダンに改装しています。
  • 特徴: あえてテレビや時計を置かないことで、水路のせせらぎや風の音、商店街を歩く人々の気配を感じられるよう設計されています。
  • まち歩きの楽しみ: 宿泊者は、縁側に座って町の人と挨拶を交わしたり、提携する近所のお寿司屋さんで朝食をいただいたりと、まるで「2拠点居住」をしているかのような体験ができます。

ヨリドコロえんがわ

古民家を改装した建物で、雑貨の販売とカフェを営業されています。2Fはポップアップショップやワークショップを開催しているようです。人気は、国産大豆のお豆腐をベースに、熊本県産の小麦粉、コクのある三温糖、こめ油を使用したマフィン。

 

コワーキングも誕生

甲佐町が起業応援施設として新設した施設もできました。

 鉄道とバスでのアクセス方法

甲佐町へは、熊本市中心部からバスでのんびり揺られて向かうのが「まち歩き」の醍醐味です。

  • 主要駅からのルート:
    1. JR熊本駅、または桜町バスターミナルへ向かいます。
    2. 熊本バスの「甲佐」行きに乗車します(系統:M4-1、K2-4など)。
    3. 約50分〜60分で「甲佐バスセンター」に到着します。
  • 周辺の散策: バスセンターから商店街、そして「山ぼうしの樹」までは徒歩圏内です。清流・緑川の風を感じながら歩いてみてください。