沖縄の空を真っ赤なボディが駆け抜ける。那覇の街を高い位置から見下ろすゆいレール(沖縄都市モノレール)は、渋滞知らずの便利な移動手段であるだけでなく、それ自体がアトラクションのようなワクワク感を与えてくれる乗り物です。
「レンタカーを借りるほどではないけれど、那覇市内を自由に、そして深く歩いてみたい」そんな旅行者の願いを叶えてくれるゆいレールの、知っておくと旅がもっと楽しくなる特徴と最新情報をお届けします。

日本最南端・最西端を走る:ゆいレールならではの特徴
ゆいレールには、他の都市の鉄道にはない「沖縄らしさ」が随所に散りばめられています。
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日本一の端っこを制覇
「那覇空港駅」は日本最西端の駅、お隣の「赤嶺駅」は日本最南端の駅。鉄道ファンならずとも、記念に写真を撮りたくなるスポットです。
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空中の散歩道からの絶景
地上約8〜20mの高さを走行するため、車窓からは那覇の街並みや東シナ海、首里の緑が一望できます。特に最前列の展望席は、まるで空を飛んでいるかのような迫力です。
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耳でも楽しむ沖縄
駅の到着前に流れる車内チャイムは、各駅にちなんだ沖縄民謡のメロディ。たとえば首里駅では「安里屋ユンタ」が流れるなど、移動中も散策の気分を盛り上げてくれます。
全19駅の空の道:路線と気になる延伸計画
2003年の開業当時は那覇空港〜首里間でしたが、2019年に延伸され、現在は那覇空港駅からてだこ浦西駅(浦添市)までの17km、全19駅を結んでいます。
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現在の主要ルート
国際通りの入り口となる「県庁前駅」や「牧志駅」、免税店やショッピングモールが並ぶおもろまちエリアの「おもろまち駅」、そして古都の風情が残る「首里駅」。これらを結ぶルートは、まさに那覇観光のゴールデンラインです。
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さらなる延伸計画は?
気になる今後の延伸ですが、現時点では「てだこ浦西駅」より先の具体的な延伸計画は確定していません。しかし、深刻な渋滞を抱える沖縄において、モノレールの重要性は年々高まっています。現在は2両編成から3両編成への車両増結が進められており、より多くの人が快適に利用できるよう進化を続けています。
旅行者に朗報!Suicaは使える?
かつては沖縄専用のICカード「OKICA(オキカ)」しか使えなかった時代もありましたが、現在は非常に便利になっています。
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全国交通系ICカードが利用可能!
Suicaをはじめ、PASMO、ICOCA、manacaなど、全国相互利用サービスに対応した10種類のICカードがすべて使えます。わざわざ切符を買う必要がなく、改札にタッチするだけでOKです。
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クレジットカードの「タッチ決済」も対応
さらに最新のトピックとして、VISAやJCBなどのタッチ決済対応クレジットカードやスマートフォンを改札にかざして乗車することも可能になっています。まさに世界基準の利便性です。
ゆいレールを降りたら、そこから先は自分の足で街を深掘りする時間。駅から少し裏路地に入れば、地元の人しか知らない美味しいパン屋や、歴史を感じる石畳の道が待っています。車窓から気になった景色を、今度は自分の足で散策しに行ってみませんか?
アクセス方法
ゆいレールは、空の玄関口「那覇空港」に直結しており、着いた瞬間から旅をスタートできます。
【主要エリアからのアクセス】
| 出発地点 | 鉄道(ゆいレール)でのルート | 所要時間 | 運賃(大人) |
| 那覇空港 | 那覇空港駅から乗車 | – | – |
| 国際通り | 県庁前駅 または 牧志駅 下車 | 約13~16分 | 310円 |
| DFS(免税店) | おもろまち駅 下車 | 約20分 | 310円 |
| 首里城 | 首里駅 下車、徒歩約15分 | 約28分 | 340円 |
| 浦添方面 | てだこ浦西駅 下車 | 約38分 | 380円 |
【お車(レンタカー)でのアクセスとパーク&ライド】
ゆいレール沿線は渋滞が発生しやすいため、郊外に車を停めてモノレールに乗り換える「パーク&ライド」が推奨されています。
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「てだこ浦西駅」駐車場:
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駅に隣接した大規模な立体駐車場(約1,000台収容)があります。
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料金:1時間100円、1日最大400円程度と非常にリーズナブル。
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「おもろまち駅」周辺:
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周辺にコインパーキングが多数あります。ここに車を停めて、国際通りなどの混雑エリアへゆいレールで向かうのも賢い方法です。
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WEB編集者のアドバイス:
那覇市内をがっつり観光するなら、「1日乗車券(800円)」が断然お得!購入から24時間有効なので、お昼に使えば翌日の午前中まで利用可能です。さらに、首里城などの観光施設で提示すると入場料が割引になる特典もありますよ。
