100人、100通りの人生とまちの風景、キーパーソンに会いに行こう

【東京】山本章子(一般社団法人おおたクリエイティブタウンセンター)

関西で「OSAKA旅めがね」などのまちづくりプロジェクトに関わり、東京に引っ越し大田区でものづくり拠点「くりらぼ多摩川」や町工場一斉公開イベント「おおたオープンファクトリー」を運営する山本章子さん。

プロフィール

大阪出身。おおたオープンファクトリーの参加をきっかけに、現在は「くりらぼ多摩川」で自らを工場長と称して活動。くりらぼ多摩川の管理運営やワークショップ、オープンファクトリーの企画運営を行う。

大阪でまちづくりプロジェクトを運営

大阪市で生まれ、大学は立命館大学で高田昇教授のゼミでまちづくりを学んだ。学生時代に中国に1年間留学し、そこで言葉で通じ合えなくても出来ることは何かないかと考える機会となった。帰国後はまちづくりにプラスしてアートマネジメントを学び、京都の劇団衛星が手掛ける小学校ワークショップのお手伝いをきっかけに、演劇が持つ様々な可能性に魅力を感じ劇団制作に3年ほど没頭。その後リクルートのホットペッパー神戸編集部に転職し広告・営業を学んだ。仕事の傍らプライベートでは、2009年水都大阪の中のプログラム「OSAKA旅めがね」という大阪市内で企画されたイベントでまち歩きツアーの『大正区の水辺エリアツアー』のガイドとして活動。その後、2011年には、OSAKA旅めがね事務局を務め、ハートビートプランに勤務となった。

東京都大田区に引っ越す

2013年長男の出産と重なる時期に、ご主人の仕事の関係で東京都大田区に引っ越してきた。そこで開催していた「おおたオープンファクトリー」に4回目からボランティア参加したのをきっかけに、大田区のものづくりのまちの観光事業に関わっていくようになる。2013年大田区矢口の工場長屋内にある、旧工場・旧事務所の部分を改修して、モノづくりワークショップや体験イベント、モノづくりのまちづくりを 行う “集い” の拠点「くりらぼ多摩川」がオープン。

町工BAR(まちこーばー)とSCRAP

くりらぼ多摩川での取り組み、「町工BAR(まちこーばー)」は設立当初から人気だとか、くりらぼに工場の職人さんや大田区の工場に関わっている人をゲストに招き、工場や大田区に対する想いを語ってもらうトークショーだ。 お酒を片手に、元工場の雰囲気でものづくりの話でものづくりの話で盛り上がった。またくりらぼのお友達=くりらぼメイトと日替わりで運営する「オープンらぼ」では、日常的にものづくりを通して交流できる機会をつくろうと近隣の方向けに開放する取り組み。数多くある町工場から出る廃材を工作材料に転用する取り組み「SCRAP」では、アクセサリーなどのアイテムづくりワークショップや小学校への出張授業など少しずつ活動の場を拡げている。

これからどうしていきたい

大田区でつながりを作っていきたい

パッションポイント

子供と一緒に絵を描く

公式サイト、出版物など

くりらぼ多摩川

チケット(私のできること、得意なこと)

・ものづくりの達人を紹介します

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

多摩川河川敷(下丸子)

お気に入りの場所(アウェイ)

大阪

つながり

鍋谷孝(蒲田切子フィレスト)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

鍋谷さんからの紹介でインタビュー。劇団を経験しリクルートでも勤務されていたとことで自分とも重なる部分があり、お話をしていて楽しかったです。大田区は近いので遊びに行きます。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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