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【秋田】斎藤あゆみ(旅のわツアー)

バックパッカーや海外ボランティアを経験し、秋田県湯沢市の地域おこし協力隊を経て地元で旅行業を始めてる斎藤あゆみさん。

プロフィール

1986年生まれ 秋田県にかほ市出身高校卒業後は北海道の大学に進学、就職。

学生時代に、海外のボランティアやスタディツアーに参加。1年間オーストラリアへ渡航し、バックパッカーやボランティアなどを経験。その後、大阪、東京で働き、2019年4月より秋田県湯沢市の地域おこし協力隊として委嘱。湯沢市地域おこし協力隊として3年間活動しながら、2020年2月より地域限定旅行事業者として旅のわツアーを設立。2021年6月に旅行業3種に変更。現在、旅や観光を通して地域経済活性化につながるプロジェクト、イベントやツアーの企画運営に取り組んでいる。

秋田で地域おこし協力隊に

秋田県にかほ市で生まれ、大学は北海道の北星学園大学に進んだ。学生時代はニュージーランドに留学し、そこで価値観の違いやチャレンジすることの面白さを感じた。スタディツアーで孤児院の子どもたちと触れ合ったり、バックパッカーでオーストラリアやニュージーランドも旅した。卒業後は北海道内で就職、製菓会社で通販の仕事に就いた。その後はシステム系の会社に転職して大阪や東京で働いたのち、地元に帰ってくる。

小さい頃までは人見知りだった自分が、海外を旅して価値観が大きく変わり、新しい人との出会いや挑戦が楽しいと思った。地域の人と外の人を繋ぐ、新しい価値、地域の人も学びがあって欲しい、自発的に挑戦を楽しいと思えるきっかけを持って欲しいと思うようになった。そして地域おこし協力隊のことを知り、秋田の協力隊に応募。ジオパークの魅力を発信する業務を担当した。

協力隊の任期中の2020年2月より地域限定旅行事業者として旅のわツアーを設立。通常のツアーとは違う切り口で、地獄の案内人と行くツアーと銘打って企画。各所を巡って行った先にジオパークだったというルートを考えた。前例がないことをすると地域からとまどいなども最初はあったが、ツアーのみならず、どうやったら地域にお金を落としてもらえるかを考えながら、地域に還元することを大事にしている。会社設立した直後にコロナ禍となったがオンラインツアーも実施して乗り切っている。

これからどうしていきたい

外の人、新しい人、変化、挑戦を楽しんでくれる人をきっかけづくり

パッションポイント

謎解き観光、温泉ソムリエ

公式サイト、出版物など

旅のわツアー

チケット(私のできること、得意なこと)

・地域のいいなと思ったことを広めて欲しい

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

小安峡大噴湯

にかほ高原

お気に入りの場所(アウェイ)

北海道(積丹)

ワナカ(ニュージーランド)

つながり

細谷真紀子(減災Days)

・小林裕高

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

細谷さんからの紹介でインタビュー。秋田にはまだ未訪問なので郷土料理も含めて旅しに行きたいです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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