ドイツでのインターンシップで紛争や貧困地域の子どもたちに出会ったのをきっかけに、帰国して京都の山間部で農業を仕事にしようと決めた安井千恵さん。
はまちえ農園 安井 千恵
1987年 富山県生まれ、京都市育ち
2009-2010年ドイツ国際平和村で1年間のインターンシップ
帰国後、障害のある方の仕事の支援員や医療法人で働く傍ら、週末農業を始める。
2015年 京都市北部の京北(けいほく)にアーティストの夫と移住し農業を本格的に始める。
2017年 娘を出産。半年の育休を経て同年「はまちえ農園」を開始する。
現在 築100年以上の古民家に夫と娘、猫2匹と仲良く暮らしている。
富山で生まれ、幼少期に京都府舞鶴市に引っ越した。大学時代はドイツ語と平和学を学び、アフガニスタンやアンゴラなど紛争や貧困地域の子ども達への医療援助を行うドイツの国際組織にインターンシップでドイツを訪れた。施設で出会った子どもたちは都市郊外の田舎の子ども達が多かったので、田舎と呼ばれる日本の山間部にも興味を持つ。帰国後は福祉作業施設で障害のある方の仕事の支援員として働きながら日本の山間地域の農家を多数訪問。豊かな暮らしや学びは日本の里山にたくさんあると感じた。食べることの「食」、と仕事としての「職」を生みだすことができる「農家」になることを決意。また農業を通じて山間部の発展に携わりたいと考えるようになる。
そして2015年に京都府の給付金の制度を利用して就農。2年間の研修を経て2017年10月には「はまちえ農園」をスタートさせた。名前は旧姓からとり、ロゴデザインはご主人が娘さんをモデルにデザインしてくれた。取り扱う野菜はベビーリーフサラダミックスやピーマンを中心に栽培し、飲食店や八百屋さんに出荷している。自分がいまできる最大限の力を振り絞って「おいしい!」と言ってもらえる野菜作りに励んでいる。
生産量を増やしていまよりも多くの方に野菜をお届けして行きたい!
農業体験や漬物(ピクルス)やキムチ作りのワークッショプを通じて農業のことや、京北のことを多くの方に知ってもらいたい。
おばあちゃんになっても農業をしていきたい。細く長くできる農業経営を今から模索中!
おいしいものを食べること!
子どもの成長を見ること!
Facebook はまちえ農園
・京北のおもしろい人、面白いスポット、おいしい食べ物を紹介します。 |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
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家の前の風景
三内丸山遺跡
青森県青森市三内字丸山305
公式サイト
子どもの頃、いとこ達とよく遊びに行った場所。豊かで平和な時代が長く続いた縄文文化を知る大きなきっかけとなる。
ドイツ国際平和村
公式サイト
・小林加奈子(小林ふぁ〜む)
・外山雷花(雷来軒)
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
小林加奈子さんからの紹介でインタビュー。(野田)
インタビュー・野田国広(編集部) グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |