宮城県石巻市で120年続く農家に生まれ、生産からネット直売まで行う。また地元で空手を指導する高橋一さん。
昭和58年4月25日生まれ
学法福島高等学校、東京農業大学卒業。趣味はカラオケ、空手指導。仕事は農業(水稲、大麦、大豆)。
宮城県石巻市で120年続く農家に生まれた高橋さん、姉が2人、弟が2人いる5人兄弟。広大な農地は60ヘクタールあり見渡し限り高橋さんの田畑が続く。小さい頃から稲刈りなどの手伝いをしたり、5歳からはじめた空手は今でも続けている。子どもながらにいつかは継ぐんだろうと思いながら育ち、農家を継ぐことに抵抗を感じたことはなかった。高校は福島県にある学法福島高等学校に推薦で進学。空手部は県内でもトップを誇る強豪校で3年間を寮生活で過ごした。大学も推薦で東京農業大学に進学する。大学時代も空手に専念した。大学を卒業して1年間は農家研修を受け、実家へ帰った。
2011年の東日本大震災では、平野だったこともあり大きな被害は免れたが、消防団員としても活動していたため被災地支援に入ることも多かった。震災後は福島原発の放射能汚染を懸念する風評被害に悩まされることもあったが、大きな打撃にはならなかった。有機肥料にこだわったお米づくりからオンライン通販でお米や餅米、大豆、味噌などの加工品の販売、ハウス栽培でシャインんマスカットも手がけている。特に「ササニシキ」がオススメだそうで、希少品種で冷めても甘みがあるため、弁当にも最適だという。
2014年から、子どもたち向けに田植え体験や稲刈り体験のイベントも企画している。
農家をしたいという人に、若い世代がいないので田植え体験などを通じて、子どもたちに食育を続けていきたい。
空手をこどもに教えるのが好き
・手植え体験、稲刈り体験など、シーズンにあわせて体験できます。 |
・おむすびも一緒に作りましょう。 |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
田んぼの風景
宮城県石巻市
屋久島
・今野英樹(今野梱包)
・渋田大和(ミノリフーズ)
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
今野さんからの紹介でインタビュー。農家さん自身がネットで直販するというのは珍しく、オススメの「ササニシキ」を食べてみます!(野田)
インタビュー・野田国広(編集部) グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |