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【さいたま】岩船ひろき(唄う書家)

高校時代から始めた音楽活動で、地元浦和を拠点にメジャーでデビューを目指し唄う書家の岩船ひろきさん。

プロフィール

埼玉浦和出身在住のシンガーソングライター、唄う書家。埼玉を拠点に、関東・東北を中心に活動中。地元ラジオ局87.3FM REDS WAVEでレギュラー番組を担当。2014年、スガシカオ氏のオープニングアクトをつとめ話題になる。2014年初の全国盤のCDを発売し、2年で全国5都市でのワンマンライブツアーを成功させる。コロナ禍では地元伊勢丹浦和店と音楽と書、両方でコラボ。さまざまな間口から「生きるエール」を届けている。

高校時代から音楽活動を始める

さいたま市で生まれ育ち、小学生から始めた書道で中学2年の時、全国一位に選ばれた。その後はサッカーを始めるも挫折し、高校からアコースティックギターを買って音楽を始めた。ACIDMANなどのバンドのコピーをしボーカルとギターを担当。高校時代に自分が作っていた音楽がとても薄っぺらく感じ、自分の世界だけで書いてる歌では、誰にも共感してもらえないと思ったという。

埼玉大学の教育学部に進学したのは、もっと人の考えを知りたいとの思いがあったからだった。大学時代は社会から排除された方たちに話を聞きに行き、ハンセン病の元患者の方の話を何度も聞いた。排除する側は“知らない”ことを理由に壁を作っていたが、排除された側の壁は傷が深く、理解されたからといって容易に解消されないと感じた。結果的にはアプローチをし続けることが大事だと気付かされ、それを研究結果として大学に提出した。

大学を卒業後、本格的に音楽活動を始め、アルバイトをしながら、ライブハウスや駅前での路上ライブを行っていた。はじめは誰も立ち止まってくれなかったが、どうしたら道行く人たちが生活の一部として聴いてくれるか工夫を重ねた。2014年には、スガシカオさんが全国の弾き語りライブツアー埼玉公演で、オープニングアクトを務めた。その後、ツアーなどで書家に出会い、再び刺激を受け「もう一度書に向き合いたい」と、2018年から「唄う書家」を名乗り始めた。

各地をツアーでまわる一方で、地元浦和での活動も精力的に行い、伊勢丹浦和店や北浦和イオンでのインストアライブをはじめ、87.3FM REDS WAVEでレギュラー番組を担当している。

これからどうしていきたい

いつかは東京国際フォーラムで単独公演

パッションポイント

MOROHA、Super Beaver

公式サイト、出版物など

公式ホームページ

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Instagram(@iwafunehiroki)唄う書家 岩船ひろき

Facebook 岩船ひろき

岩船ひろき【不死鳥】Music Video

チケット(私のできること、得意なこと)

・ライブに来てください。生きるエールを届けます。

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

見沼田んぼ

お気に入りの場所(アウェイ)

Sea Point Niigataから望む日本海

つながり

長堀哲也(一般社団法人うらわClip

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

長堀さんからの紹介でインタビュー。アーティストとして活動を続けるのは大変な中、奮闘されている様子も伺って応援しています。いつかメジャーの舞台で活躍されるのを期待しています。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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