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【茨城】菅原広豊(常陸フロッグス/茨城移住計画)

ラグビーをきっかけに移住してきた茨城県日立市で、茨城移住計画や常陸フロッグスなどのプロジェクトを手掛ける菅原広豊さん。

プロフィール

1984年生まれ。秋田県秋田市出身。茨城県日立市在住。震災をきっかけに働き方や生き方に疑問を抱き、2013年から会社員をしながら地域のプロジェクトに関わる。複業家として7年間活動した後、2020年4月に独立。地域×教育をテーマに人財育成プログラム「常陸フロッグス(Hitachifrogs)」で起業。3年間で、茨城県内の訪問した中学校、高校、大学は90校以上、講演した生徒数は、3000名を突破。年間100件以上の学生メンタリングを実施。「誰もが才能や強みを発揮できる社会をつくる」がミッション。FROGS社イノベーター育成者ライセンス第一号取得者。つくばベンチャー協会理事。令和4年度茨城県表彰 新しいいばらきづくり表彰 産業振興 受賞。

5歳からラグビーを始め、全国大会に

秋田市で生まれ5歳から父がやっていたこともありラグビーを始めた。中学3年生で全国大会に出場。高校は古豪・秋田工業高校に進み全国大会でも名を馳せた。その後大学ラグビー1部リーグの流通経済大学に進学をきっかけに、茨城県に移ってきた。卒業後も水戸市にある大和ハウスに就職し、ラグビーのクラブチームで活動を続けながら会社員生活を送った。あるとき再度本気でラグビーがやりたくなり、日立のラグビー部に入部が決まって、系列会社に転職。仕事をしながらラグビーをするというライフスタイルの実現はできた。しかし転職して半年後に首の怪我のため3年間在籍し引退した。

地域プロジェクトをはじめる

2011年3月11日に東日本大震災が発生。当時暮らしていた日立市も大きな被害にあった。大規模停電が続き、震災をきっかけに働き方や生き方に疑問を抱き、2013年から会社員をしながら地域のプロジェクトに関わりはじめる。2013年から人脈ゼロ経験ゼロから地域でイベントを企画し始める。2016年にイベントに登壇した時、懇親会で福岡移住計画を主宰する須賀さんに出会った。その後大手町に出来たコワーキングスペースの内覧で再び須賀さんと再会すると、茨城で移住計画をやってみないかと誘われる。

当時まだ地域内でプレイヤーがいなかったこともあり、最近の茨城はどうなってるかという質問ばかりを周囲からされていたのを思い出す。東京駅から1時間ほどの距離なのに何も情報が届いていない。そこでコミュニティ形成できるもので、何かできる可能性があると思った。その後、京都移住計画の田村さんを紹介してもらい2017年から仲間たちと茨城移住計画をスタートした。茨城県内の活動を紹介しながら、新しいプロジェクトの立ち上げサポートを行っている。翌年からは茨城県と一緒に活動を開始した。

常陸frogsを立ち上げる

県内の起業家が始めていた『常陸frogs』の2代目代表として加わり、子どもから大人まで対象に社会課題を見つけてサービス化していく事業を始めた。もともとは沖縄県で活動していた『琉球frogs』があり、民間主導でグローバル研修を中心とした約半年間の研修を通じて人財を育成すると言うプロジェクトが、その後各地でも始まって行った。近年では、県内高校、茨城大学の授業の一環でfrogsの話をしている。

これからどうしていきたい

「誰もが才能や強みを発揮できる社会をつくる」がミッション。引き続き地域×教育をテーマに地域独自のエコシステム実現に向けアクションしていく。また自分が興味のある分野、まだ経験したことがない体験があれば積極的に仕事として関わっていこうと思います。

パッションポイント

強みと才能を考える。もともとラグビーをやってたので、リスペクトファーストが原体験。

公式サイト、出版物など

Hitachifrogs

Facebook 菅原広豊

Instagram(@hiroto_sugawara0123)

Twitter(@sugawara0123)菅原広豊 @常陸frogs 茨城⇄秋田

チケット(私のできること、得意なこと)

・人をつなぎ、場の提案できます。

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

JR日立駅

魚の宿 忠
茨城県日立市弁天町1丁目7−5

湯楽の里 日立店
茨城県日立市河原子町1-1-6
公式サイト

うんの食堂
茨城県水戸市青柳町4566

お気に入りの場所(アウェイ)

SALT
福岡県福岡市西区今宿駅前1丁目15−18 マリブ今宿シーサイドテラス3F
公式サイト

 

つながり

山口長士郎(工舎澄み処)

大湊亮輔(一般社団法人Ezofrogs)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

山口長士郎さんからの紹介でインタビュー。共通の知人も多く茨城移住計画をはじめた菅原さん。好きな景色に挙げられた日立駅の景色は私も一度は見てみたい景色の一つでもあるので、いつか日立にも足を運んでみたいです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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