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【広島】大島久典(AZlinks)

独学ではじめたWEB制作で反響があり独立。『 ちょうどいい。廿日市 』でラッピング電車のデザインを担当するなど活動の場を広げる大島久典さんにインタビュー。

プロフィール

1980年広島県廿日市市生まれ、2003年日本大学卒業。

自動車メーカーで機械設計を担当

廿日市市には日本三景の「厳島(安芸の宮島)」が有名で、厳島神社は世界遺産にも指定されている。その宮島がある瀬戸内海から、冬は豪雪地帯にもある山間部もあり、島根県山口県にも隣接している。その廿日市で生まれ育った大島さんは、地元を出たくて東京の日本大学に進学する。大学を卒業してからは機械設計のエンジニアリングの会社に就職をし、広島の自動車メーカーに出向してクルマのドア開発に携わった。ものづくりが楽しくて社内のいろんな人と接点を持てたことが、その後のまちづくりでの人とのつながりにも役立つことになった。はじめは3年ほど働いたら独立するつもりだったが仕事が楽しく、気がつけば7年間そこにいた。

兄が広島で船の販売をしていてたのだが、情報発信をしていかないと集客につながっていかなかったので、独学でWEBサイトをつくると、集客できるるようになり、さらに購入した方も喜んでくれた。それまでは設計の仕事をしていたのでエンドユーザーが喜んでくれる顔を見ることがなかったので、新鮮さとやりがいを感じた。それをきっかけにお客さんと顔を合わせる仕事をしたいと思い独立し、WEB制作や宮島でのシーカヤック体験観光など始めた。

シティプロモーションで注目を集める

知人の紹介などで広告関係の仕事も続け、ようやく天職と思える仕事が見つかったと思った。ある日、廿日市市のシティプロモーション『 ちょうどいい。廿日市 』で移住定住者を増やすための施作を手がけることになった。企画制作を行なった広告代理店から、地元で頑張っている人を起用したいと市役所から相談があり、その白羽の矢が大島さんに届く。

広島電鉄宮島線の車両 1 編成をラッピング電車として運行させて、認知度を向上させるプロモーションを開始。デザインを大島さんが担当し、広島の魅力をイラストで表現した。他にも、廿日市市に住む家族をモデルとした PR ポスターを 10 種類制作し、紙屋町シャレオ地下街や広島電鉄宮島線の駅貼り広告として展開した。

これからどうしていきたい

海外と仕事したい。バイクでアメリカで1週間ほどキャンプしながら走ったことがある。広島の地域資源である牡蠣、やレモンで海外で広めたい。地元を濃くしたい。

パッションポイント

人との出会い、バイク

公式サイト、出版物など

公式サイト

チケット(私のできること、得意なこと)

・美味しい牡蠣を食べさせます
・宮島のオリジナルツアーやります
・広島の流川を楽しませます

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

大野瀬戸

お気に入りの場所(アウェイ)

アメリカの砂漠

東京

つながり

長尾純平(調布企画組)

山本美賢(ノクチ基地)

まつおあきこBird’s Planning

安村通芳(TOWN DESIGN LABO)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

長尾さんからの紹介でインタビュー。オンラインで取材する前に仕事で上京された際、山本さんに紹介され一緒に飲んでお話もできました。広島には数回ほどしか行ってないので、またゆっくり広島に行きたいです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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