千葉県いすみ市でローカル線「いすみ鉄道」活性化のため地域おこし協力隊として移住した玉尾和也さん。
1995年生まれ。千葉県出身。大の鉄道好きで、専門学校卒業後は駅員として大手私鉄会社に勤務していたが、駅員とは違ったポジションで鉄道に関わってみたいと思い、いすみ鉄道の活性化をミッションとするいすみ市の地域おこし協力隊に応募。房総半島を走るローカル線「いすみ鉄道」の活性化のため、日々励んでいる。
千葉県柏市で生まれ育ち、小学生のころから鉄道が好きで高校2年くらいからは自分でカメラを買って、鉄道写真をよく撮っていた。専門学校を経て東京メトロに就職、3年半は駅員として勤務した。ある日、千葉の小湊鉄道沿線で菜の花畑をつくる活動をしている地域おこし協力隊の高橋さんの存在を知って出会った。ちょうど、その頃にいすみ市がいすみ鉄道の活性化を目的とした協力隊の募集をしていたので、応募して2019年11月に転職する。
いすみ鉄道では、イベントの企画運営など幅広く活動。例えば、沿線のフォトスポットの紹介とマナーを教える「いすみ鉄道沿線撮影スポット ロケハン&マナー講座」開催、「いすみ鉄道 フォトコンテスト」の運営を行っている。フォトコンテストでは、撮影した写真を使って卓上カレンダーの商品化にしたりも企画した。
また、観光列車として走らせている「キハ52」という国鉄時代のの車両の写真集を制作する企画も参加し、クラウドファンディングで250万円を集めた。この企画でカメラマンのほかカメラメーカーや市役所職員など様々な人たちと一緒にプロジェクトを進め、発行記念の写真展も開催した。協力隊の任期が終わる2022年11月以降は、同社の社員となり、運転士を目指して国家資格に挑戦すると意気込む。
運転士になって、運転士目線で企画を考えていきたい。
いすみ鉄道
Twitter(@isumitetsuitter)いすみ鉄道
・週末、アテンダントします |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
第二五之町踏切
只見線
大井川鐵道
・小深山徹(開宅舎)
・三星千絵(星空の家と小さな図書館)
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
小深山さんからの紹介でインタビュー。ローカル鉄道活性化というミッションが協力隊にもあることを初めて知りました。いすみ訪問にはまだ行ったことがないので、鉄道と星空を見に行ってみたいです。(野田)
インタビュー・野田国広(編集部) グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |