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【山口】松村憲治(MK環境デザイン一級建築士事務所)

NYのパーソンズで建築・環境デザインを学んで帰国、山口県で廃材を使ったアート作品やカフェなどを運営する松村憲治さん。

プロフィール

1974年、防府市生まれ。1993年からのニューヨーク滞在中に古い街並の中にある近代的で斬新な建物やオブジェなどに魅せられ、パーソンズで建築・環境デザインを学ぶ。1997年に帰国後、家業の鋳造メーカーで都市計画デザインに従事し、建築士を目指す傍ら、山口市徳地で工場内の廃材などを使いアートを制作。2017年より双子の兄と建築事務所を開設。アートを取り入れた店舗・住宅の設計、制作を行っている。

高校時代からアメリカ留学

山口県防府市生まれ、高校2年からアメリカ東海岸に留学した。実家は文政4年に、松村彦右衛門藤原信房が現在の防府市鋳物師町で創業した。昭和5年に合名会社松村鋳物工場となり、平成6年から社名を株式会社松鋳に変更。平成19年3月から「アボンコーポレーション株式会社」として、双子の兄でもある松村憲吾が8代目となっている。

留学当時は友だちと仲良くなり、日本の五円玉をあげたら珍しがってくれて、首からネックレスのように下げて喜んでくれたこともあった。大学もニューヨークの学校に進み、建築環境デザインを専攻した。ニューヨーク滞在中はよく散策も楽しみ、古い街並みにある近代的な建築やオブジェに魅せられた。

1997年に帰国し、稼業の鋳造メーカーで都市計画デザインに就いた。建築家を目指しながら、工場の廃材を使ったアート作品を作ることも始めた。

笠山展望台にカフェ「兀兀」

2017年から兄と一緒に建築事務所を開設して、アートを取り入れた店舗や住宅の設計、まちづくりにも関わっている。山口県萩市にある笠山山頂の展望台にカフェ「兀兀(こつこつ)」をオープン。名前の由来は山頂から見た景色が兀兀の文字のように平らな島々が見える景色を見て、その景色に近い文字を探して決めたそうだ。もともと展望台はあったが、あまり活用されていなかったので、カフェを作り景色を楽しんでほしいと考えて開業した。

ほかにも屋外でのウェディングも企画。砂浜や駅の構内なでユニークな場所で開催し話題を呼んでいる。

これからどうしていきたい

自然環境を大切にしていきたい。改善するような、まちづくりの提案をしたい。

パッションポイント

釣り、自然の中でアクジョビティ

公式サイト、出版物など

MK環境デザイン

Instagram (@mk_environmentaldesign)

チケット(私のできること、得意なこと)

防府、鋳物記念館や萩など案内します。

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

笠山の山頂から見る景色
 山口県萩市椿東

お気に入りの場所(アウェイ)

ニューヨーク

フランス、リヨン(ボナパルト橋にて)

つながり

小笠原浩幸(みちくさ設計事務所)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

小笠原さんからの紹介でインタビュー。山口にはちゃんと行けたことがないので、防府も萩も行ってみたいです。長州鋳物記念館にも足を運んでみたいです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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