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【東京】渋谷航輔 (町田琉)

大学時代に参加し、11代目会長に就任した渋谷航輔さんにエイサー、町田琉についてお話を伺いました。

プロフィール

渋谷航輔 (しぶやこうすけ)
1994年7月27日神奈川県相模原市出身
2013年 神奈川県立座間高等学校卒業、2017年 関東学院大学経済学部経済学科卒業、 2018年 某建築土木関係の企業に営業として就職。現在は現場監督。 2013年5月にエイサー団体『町田琉』に加入。 2014年4月に役員に就任 2016年4月に副会長に就任 (2021年まで5年間務める) 2021年6月に11代目会長に就任。

町田に新しい文化の風を

沖縄の伝統的な祭り・エイサーをご存知でしょうか。毎年夏に先祖の霊を送迎するため、歌と囃子に合わせ、踊りながら地区の道を練り歩く祭りで、現在は沖縄のみならず首都圏など全国でもエイサー祭りが行われている。東京都町田市を拠点に活動する「町田琉」は、1999年4月から有志4人で発足し、年間30ヶ所のイベントに出演しながら若者を中心に会員数を増やしている。

エイサーは沖縄市胡屋青年会より指導を受け、エイサーだけに留まらず、地域貢献や青年育成などの基本的概念やルールを青年会より継承したという。曲は胡屋青年会の10曲と町田琉オリジナルの「てぃんさぐぬ花」「町田の花」の 12曲を踊っている。

  1. 高離り節
  2. 仲順流り
  3. 久高
  4. ダイサナジャー
  5. スンサーミー
  6. テンヨー節
  7. スーリ東
  8. 胡屋小唄
  9. 固み節
  10. 唐船ドーイ
  11. てぃんさぐぬ花
  12. 町田の花

衣装は2種類あり、男性が着用している白い衣装イメージは「沖縄文化と江戸文化の融合」。江戸の文化である御神輿の衣装をベースに沖縄エイサーの伝統衣装マンサージを使用。背中には『琉』のキャラクター『龍』をあしらい、前部には『町田』と『沖縄』の友好のデザインを施している。もう一つは、胡屋青年会と同じ衣装。沖縄県中部のエイサーでよく見られるウッチャキ、ケハンのスタイルだ。女性は、町田琉オリジナルのオレンジの絣と、胡屋青年会と同じピンクの絣の2種類がある。

若い世代に繋いでいきたい

2021年から11代目会長になった渋谷航輔さん。普段は建築関係の仕事をし、平日の夜などを使って月に3回ほど練習をしている。メンバーは20〜30代の社会人中心に約50名。2020年からのコロナ禍でイベントができなくなったが、それまでは川崎はいさいフェスタ、中野チャンプルーフェスタなど首都圏中心に活動をしている。コロナが落ち着いてきたら活動を再開したいので、若い世代も是非とも参加してほしい。メンバーはいつも募集している。

これからどうしていきたい

会長の任期は2年なので、次は20代の若いメンバーが担ってほしい。そしてこの先も若い人が入ってきてくれて、バトンを繋いでいきたい。

パッションポイント

加圧トレーニング

公式サイト、出版物など

Facebookページ 町田琉

町田琉 活動ブログ

Instagram (@machida.ryu.18)

チケット(私のできること、得意なこと)

・町田を案内します

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

フェスタまちだ
東京都町田市 JR町田駅前のイベント

お気に入りの場所(アウェイ)

ひたちなか海浜鉄道 阿字ヶ浦駅
茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町

つながり

佐々川桃子(桜風エイサー琉球風車)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

15年くらい前に居酒屋で見つけた新宿エイサー祭りのポスターがきっかけて、その祭りで一番印象に残ったエイサー隊が町田琉でした。それ以降エイサー祭りがある度によく見ていて、今回会長宛に取材を申し込みました。コロナ禍でなかなか見れないですが、いつか皆さんにもエイサーを生で見てほしいです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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