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【茨城】堀下恭平(しびっくぱわー)

学生カフェで注目を集め、行政コンサルをとコワーキング運営で、つくばのコミュニティをリードする堀下恭平さん。

プロフィール

堀下 恭平

株式会社しびっくぱわー 代表取締役社長
Venture Café Tokyo TSUKUBA CONNÉCT operation manager

1990年熊本市出身つくば市在住。東日本大震災をきっかけに2011年春から学生だけでコミュニティカフェを創設。カフェで出会った仲間と下妻市や水戸市、横浜市などの商店街活性化に参画し大学を休学。世界一周の後に京都へ移住。関西を中心に行政計画策定支援で最初の起業。つくばに戻り大学生をしながら、2016年12月あらゆる挑戦を応援する場 Tsukuba Place Lab創業。5年半で企画運営したイベントは1,700回以上、利用者17,000人以上。2018年10月つくば駅前コワーキングup Tsukuba創業。2021年4月よりつくばスタートアップパーク運営。「迷ったら全部やる」がモットーで「成功するまで続ければ失敗しない」が信念。令和元年度茨城県表彰 新しいいばらきづくり表彰 産業振興 受賞。総務省認定 地域力創造アドバイザー。熊本駅前インキュベーションXOSS POINT.アドバイザー。

東日本大震災直後に学生起業

熊本市で生まれ、父の転勤の関係で高校生になるまでは熊本県内で引越しを繰り返す日々を過ごす。高校生になると陸上競技で頭角を出し、九州でトップクラスの成績を出していたが、将来プロとしてやっていくまでもなく、途中でスポーツトレーナーを目指すようになった。受験で1400点満点中1点足りずに落ちてしまう。その間、体育を諦めて、興味のあった生物資源学類に切り替えた。浪人中に自由人な予備校の先生との出会いがのちの人生に大きく影響していく。

その先生は、夏期講習後半になると必ず毎年一人旅に行くと言い「私が皆に教えられることは限られている。人間力を磨かないと私は教えられないから旅にいく」と。その生き様に衝撃を受け「こういう人になりたい!」と思ったという。1浪をしたのち筑波大学に進学し、栄養学やスポーツ医学を学び始める。大学1年生で起業をしようと、かつて出会った予備校の先生のような塾講師になろうと考えて塾を作ろうと考えていた。

そんな時に、東日本大震災が発生し、筑波も大きな被害に遭った。当時は農学部で農家さんの家に行って手伝いなどをしていたこともあり、震災後に農家さんがリアカーで野菜を積んで来てくれて、その優しさに人とのつながりの大切さを実感する機会にもなった。学生仲間と一緒に2012年1月14日、学生カフェを開業。みんながつながる場所を作った。

当時は学生カフェが珍しく、まちづくり活動をしている人たちがこぞって見学や取材も来てくれた。その中で下妻駅前の商店街活性化を手伝って欲しいと訪ねてきてくれた方に誘われ、活性化イベントを企画したり、水戸や横浜市のの戸塚区にある商店街で地域活性化のイベントなどにも声がかかるようになり、次第に市役所と繋がる行政コンサルティングを担うようになった。大学をその間は2年間の休学をし70近い自治体の計画に関わる。

つくばを拠点に活動開始

全国を巡りながら仕事をする一方、充足感がないと感じ始めた。どの町に行ってもプレイヤーがいないと言われた。そこでプレイヤーを育てようと決心。拠点をつくばに戻して活動をすることにした。学生カフェのメンバーがHITOTOWAのインターンを行いながら、グリーンバードひばりが丘チームの立ち上げに参加したのを知り、つくばでもグリーンバードのチーム発足をしようと代表の横尾さんに相談。2016年につくばチームを立ち上げた。

その頃は大学の同級生たちはみんな卒業して街を離れてしまい、知り合いがいなくなっていた。そこでグリーンバードのゴミ拾い活動を通じて、プレイヤーとのつながりを作った。同年7月にはクラウドファンディングに挑戦し、コワーキングスペース「Tsukuba Place Lab」を開設。学生は1日ドロップイン300円、社会人は500円で運営しながら、朝活から夜のイベントを充実させ、年間350本以上ものイベントで交流機会を作り上げた。

これからどうしていきたい

ビジネスでつくばを発展させたい。関わってくれる人が、ハッピーであるためにグロースさせたい。

パッションポイント

人と話すこと、旅をすること

公式サイト、出版物など

株式会社しびっくぱわー

TSUKUBA CONNÉCT

チケット(私のできること、得意なこと)

・つくばツアーをします。

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

科学万博記念公園
茨城県つくば市御幸が丘6

お気に入りの場所(アウェイ)

ラオス、タイの国境にある友好橋

沖縄県うるま市

つながり

永見陽平(よなご若者サポートステーション)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

永見陽平さんからの紹介。人とお話をするのが好きだと語る堀下さん。確かに聞いててその感じが伝わってきました。話しててパワーをもらえそうです。つくばには何度か行きましたが、駅周辺しか行けていないので次回は、つくばツアーをお願いしたいです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧