学生時代から社会問題に関心を抱き、経済とSDGsの活動の両立を目指し和歌山に移住。マグロ仲卸会社で広報を担当する山本紗矢さんにインタビュー。
山口県出身、 2021年1月に脇口水産入社し広報を担当、和歌山県那智勝浦町へ移住。
SNSやYoutubeなどで情報発信やECサイト、オンラインイベント、毎朝魚市場で業務をしたり、まぐろの解体をしたり、プライベートでは熊野や勝浦の自然を満喫しています。
出身は山口県光市。瀬戸内海側の町で生まれた。大学を卒業し大手紳士服販売店で勤務。そこでアパレル業界の大量生産に違和感を持った。大量生産・消費・廃棄につながるのではないかと考えるようになった。大学時代にも倫理の授業で動物愛護や動物実験について学んだことがあり、自然と社会問題については意識するようになっていた。会社を辞め、国内や海外でボランティア活動も経験した。生まれ故郷の光市でも原発建設の計画があり、東日本大震災後は中断しているが、排水汚染で海はどうなるんだろうと子どもの頃ながら思ったこともあったそうだ。
2021年に和歌山県那智勝浦町にある脇口水産に転職をする。仕事を探していたときに、SDGsへの取り組みを行いながらも経済活動とも両立していた点が、この会社で働きたいと思ったポイントだったそうだ。現在は広報の仕事をしながら、マグロの資源を守る活動を広めていきたいと語る。職場は男性中心だが、若い世代にも興味を持ってほしいと広報の仕事にも力が入る。早朝の競りから始まり、覚えることもたくさんあるが、SNSやYoutubeなどで情報発信やECサイト、オンラインイベント、マグロの解体をしながら、移住してきて熊野や勝浦の自然を満喫していると語る。
マグロを通じて、ハッピーにつながる社会に活動をしたい。
読書
Youtube ツナ娘チャンネル
Instagram (@saya_maru_days)さや丸のまぐろ修行にっき
Twitter (@sayamaruxmaguro)さや丸のつぶやき@脇口水産
・解体ショー見せます、マグロで食育伝えます |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
勝浦湾からの景色
アメリカ
・脇口みづほ(ツナ娘)
・後呂孝哉(WhyKumano)
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
脇口みづほさんからの紹介でインタビュー。仕事だけでなく個人でもSDGsなどの社会課題に対して取り組んでいきたいと語ってくれた山本さん、今後の活躍を期待しています。(野田)
インタビュー・野田国広(編集部) グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |