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【岩手】瀬川然(ネビラキ)

『 感受性・身体性を取り戻せる故郷つくり 』を掲げて生まれ育った西和賀町でネイチャーガイドとカフェを営む瀬川さんにインタビュー。

プロフィール

1991年西和賀町生まれ。地元の西和賀高校を卒業後、㈱西和賀産業公社に入社。 現在は退社し、 地元の中と外を繋げるハブパーソンとして、生きてて良かった・関わって良かったと思える故郷になるよう、地域の魅力発信等に努めながら、ここでの暮らしの豊かさを模索している。

生まれ育った町でネイチャーガイド

岩手県中西部に位置する西和賀町。三方を標高1,000m級の奥羽山脈に囲まれ、もう一方は秋田県横手盆地に向かって開かれている。冬季は10m以上の累積降雪量となる。湯田ダムがあり、一般的には錦秋湖(きんしゅうこ)で知られる北上川水系の人工湖で、観光地がある。

この西和賀町で生まれ育ち、一度も町を離れたことがないという瀬川さん。『 感受性・身体性を取り戻せる故郷つくり 』をビジョンに掲げてネイチャーガイドの活動をしている。高校を卒業してすぐ、地元の第三セクターで10年くらい勤務し、温泉の管理や山菜などの販売を行ってきた

錦秋湖のカヌーツアーやリバートレッキング、スノートレッキングなどを通じて、錦秋湖や廻戸川、ブナ林といった大自然の魅力に触れてることができ、参加者には大好評だ。瀬川さんのご両親は、移住して来て山から水を引き、週に1度は禁電日を設けて、ロウソクの灯りだけの暮らしていたこともあったそうだ。父は自然観察会を開き、花や山など自然が一番美しい瞬間をカメラに収めている。その写真はネビラキの公式サイトでも購入できる。中学時代くらいまでは自然に対して興味がなかったそうだが、そうした父の姿や自然の美しさに触れ、自然について学んで伝えていこうと思ったそうだ。

主なツアー

錦秋湖カンジキスノートレッキング(1月上旬〜3月下旬)
氷瀑スノートレッキング(1月下旬〜2月下旬)
YUKIWATARI(2月下旬〜3月下旬)
水没林カヌーツアー(4月下旬〜5月下旬)
マットキャニオンリバートレッキング(7月中旬〜9月中旬)
滝巡りツアー(6月上旬〜11月上旬)
ブナと桂の巨樹めぐり(6月上旬〜11月上旬)

最新のツアー情報などは公式サイトをご参照ください。

錦秋湖を望めるカフェ

2020年7月には、錦秋湖がよく見える自宅ガレージををDIYして、カフェもオープンした。西和賀の食材や、うつわなどの木工品などを使用して、地元とのつながりや西和賀での暮らしの楽しさを発信したいという。カフェに来てくれるお客さんの大半は町外の方が多いそうだが、たまに地元のお客さんも来てくれ、眺めの良さに感動してくれる方もいるそうだ。ある日、IT関連の仕事をしてる友達が訪問してくれた。彼は2週間ほど滞在してくれたそうだが、日に日に表情が良くなっていったという。その様子を見てて、みんなにも綺麗な瞬間をここで感じて欲しいと思ったそうだ。

団体名にもなっている『ネビラキ』とは『根開き』から来ている。春先、木の幹に太陽の光が当たってその輻射熱で円形状に溶けていく現象のことだ。雪は暮らす人々にとって課題でもあるが、この根開きという現象は春先の2週間くらいしか見られない。地域にたくさん積もっている雪(課題)が照らされる太陽(事業・活動)によって雪解け(解決)に導かれるような取り組みしたいと語る。

ネビラキの行動フィロソフィー

『いまを愛そう』
いつも「いま」からが始まり。過去は過去。どんな未来も自由。

『外とつながろう』
視野を広く持って、多様な価値観を許容する。世界は広い。

『足元から行動しよう』
think global, act local 半径5mからできることをする。

『失敗を受け入れよう』
恥は笑いになる。

これからどうしていきたい

地方が衰退してると世間で耳にするが、実際に現場では感じない。高校の同級生たちはみんな都心に出て働いてるが、自分の故郷から暮らしの豊かさを再定義したい。この町に宿を作りたい。

パッションポイント

自分の故郷(西和賀)がアイデンティティ

公式サイト、出版物など

公式サイト

Facebook ネビラキ

note (瑛然)

チケット(私のできること、得意なこと)

・素直な部分を引き出します

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

錦秋湖の対岸の山からのぼる朝日
岩手県和賀郡西和賀町

お気に入りの場所(アウェイ)

祝島
山口県熊毛郡上関町
公式サイト

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つながり

・鈴木寛太(かんたはうす)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

京丹後の関奈央弥さんから紹介でインタビューしました。お話を聞いた後で『ネビラキ』の由来を知って、すごくいい名前だなと思いました。インタビュー中は膝下にお子さんもいて最後泣いちゃって、いないいないばあをしたら泣き止んでくれたので良かったです。子守り中のインタビューありがとうございました。美しい景色と、星空を満喫しにいつか必ず行ってみたいと思いました。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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