世界2周を経験し、帰国してホテルマンを経て京都府綾部市に移住。里山ゲストハウスクチュールを経営する工忠照幸さん。
大阪・吹田出身
19歳の時より約7年間世界をバックパッカーとして2周し、帰国後は、ホテルマンや海外添乗員を経験。37歳の時、大阪から京都府綾部市の上林地区へ移住。現在、旅行会社MATA TABIとしてツアー運営、ゲストハウス経営、通訳案内士として活動しています。
大阪府吹田市で生まれ育ち、高校を卒業後はアメリカの語学学校に通いながら異文化交流を楽しんでいた。そこで3年間過ごして、ヨーロッパに渡りフランス語を学ぶ。その後の世界1周をしながら22歳で帰国。26歳までに2度の世界一周を経験した。日本に帰ってきてからは、日本でも働いてみたいと思い、観光業に関わっていく。バックパッカーで旅をしていた時に訪れたラオスの里山バンビエンで、数多くの旅行者が集まってる光景を見て、日本の里山でもイケるのではと思った。
2005年から京都にできたハイアットリージェンシーで働いたり、秘境専門旅行会社で添乗員やツアーガイドなどもしながら海外で培った経験とホテルでのサービス力を活かした。しかし旅行会社が突然倒産してしまう。それを機に、里山でゲストハウスを経営するという目標が明確になっていく。
岡山や富山、長野などを旅していて、京都府綾部市を訪れた際に、そこの里山が気に入った。京都市内のゴールデンルートではなく、田舎に興味がある外国人がきっと里山エリアを楽しんでくれると思い、この地に移住することを決めた。移住して綾部市中上林・奥上林担当の「里の公共員」や通訳案内士として国内外からの訪問者に、歴史や体験など綾部の魅力を語る仕事を始めた。地域でも消防団など地元の活動にも参加して生活を重ねていくなかで、空き家を紹介してもらい、みんなでリノベーションをし2015年10月に、里山ゲストハウスクチュールがオープン。
農家民宿の形態をとり、定員は7名。ちゃぶ台がある団らんの間や、キッチンではゲストと一緒に交流することができる。宿泊者の多くはフランス、台湾、香港などからの観光客で、この地域ならでの和紙づくり体験や自然を満喫しながら里山を楽しむことができる。
築180年の古民家を、DIYしてシェアハウスをやっていきたい。地域に根ざした人に住んでもらいたい。
3周目の世界1周は南アフリカ~北極圏~南米を目指すポールトゥーポールを行いたい。
インターナショナルサマースクールをやってみたい。
旅、異文化交流
・地域を案内します |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
田んぼの景色
雪の景色
パサデナ (アメリカ・カリフォルニア州)
リオン(フランス)
イスタンブール
インドコーチン
ラオス・バンビエン
・中尾誠二(福知山公立大学)
・大力浩二・聡美(里山映画部)
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
中尾さんからの紹介でインタビュー。最近は綾部や丹波・丹後などの方たちにお話を聞く機会が増えてきて、まだ足を運んだことがないのですごく行きたいと思いました。(野田)
インタビュー・野田国広(編集部) グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |