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【東京】坂下朋紀(green bird 町田チーム)

高校時代に出会ったgreen birdでのインターンを経て、町田チーム立ち上げや地域活動も始めている坂下朋紀さん。

プロフィール

坂下朋紀(green bird町田チーム)
1996年生まれ。生まれも育ちも東京都町田市
ビジネス・ブレークスルー大学経営学部卒

在学中に、「きれいな街は、人のこころもきれいにする」をコンセプトに街のおそうじをしている、NPO法人 green birdにインターンとして参加。現在は町田チームを設立し、町田市やFC町田ゼルビアと協力して街のおそうじを通じたまちづくりをしている。趣味は「人から紹介してもらった本」を読むこと。

カンボジアでの出会い

父親に誘われて、カンボジアに訪れた。アンコールワットなどの、歴史的な遺跡を近くで見たのは初めてだった。父が出張で訪れたことがある、「アンコールワット小児病院」に訪れ、日本人に赤尾看護師や現地人のロン・セタ事務局長と交流する。ロン・セタさんには小学校に連れていってもらい、サッカーをして現地の子どもと交流した。サッカーがうまかった子に「将来サッカー選手にならないの?」と聞いたところ、「お金もないし、サッカー選手にはなれないよ」と言われた。小学生でも夢を持てないことに衝撃を受けたことを覚えている。その後は国際協力などの社会貢献活動に参加し、高校2年生の秋に、表参道で活動していたNPO法人green birdのゴミ拾い活動に参加。そこでデザイナーや地域の方などいろんな職種の人たちとの出会いがあり、それが楽しいと思い始め、毎回通うようになった。

グリーンバードでインターン

高校を卒業して大学進学を目指すも、有名校への進学は叶わず、父親の友人に紹介されたビジネス・ブレイクスルー大学の経営学部に進学した。オンライン受講を受けながら、green birdのインターンとしても活動を開始。神宮前交差点に期間限定でオープンしたコミュニティースペース「subaCO(スバコ)」では店長として任される。そこでは「寄付文化を日本に広げる」ことを目的に、店内には有料の携帯充電器を設置して、30分100円の充電代をNPO団体に寄付される仕組みにした。環境・保育・障がい者雇用などの社会的課題解決に取り組む団体を紹介するパネルを店内に展示して。利用者に関心がある団体を選んで寄付してもらった。

2019年からは地元町田でgreen bird町田チームを発足し、リーダーになった。JRと小田急が交差する町田駅周辺のゴミ拾いのほか、FC町田ゼルビアと一緒にスタジアム周辺のゴミ拾い活動も企画。町田での活動を通じて地元の市議会議員や地場企業の方から学生まで幅広く参加してくれ、新しい出会いも増えている。町田出身の方のみならず、違う町から来てくれた方にも町田の魅力を感じてくれることが何よりも嬉しいと語る。そうした縁から「町田100人カイギ」や「町田共創協議会」などにも参加し、まちづくりにも関わり始めている。

これからどうしていきたい

まちづくりに関わりたい。仕事でSNSマーケティングや長期投資をしてるので、その経験を活かし町田をよくしていきたい。

パッションポイント

ゴミ拾い、本を読む

公式サイト、出版物など

Twitter (@gannbasaka)坂下朋紀

チケット(私のできること、得意なこと)

・ゴミ拾いをしながら、町田の魅力を伝えます
・町田駅周辺以外の町田を一緒に歩きましょう

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

南町田パーク、犬の散歩できる

小野路

お気に入りの場所(アウェイ)

カンボジア

つながり

今井俊之介(FC今治)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

坂下くんとの出会いは、グリーンバードが表参道に期間限定で作った「subaCO」に行った時にいろいろ話をして知り合いました。町田には住んだこともあったり、働いていたこともあって、好きな街なのでそこで活動しているということで、ウォッチしてました。またお話ししましょう。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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