【東京】野田賀一（Pointfive）
航空自衛隊から不動産業界に転身。品川区西大井や埼玉県飯能市などでコミュニティ運営や場づくりをしている野田賀一さん。
プロフィール
1984年生まれ。青森県出身。二児の父。
高校卒業後、航空自衛隊、生保営業を経て、2009年よりオフィス賃貸事業に従事。コワーキングスペースや貸し会議室の店舗運営やオフィスビルリノベーション事業、オフィスコンサルティング事業に携わる。
現在は「不動産×企画でヒトとマチの新たな0.5歩を応援する」をミッションに掲げて、創業支援施設のコミュニティマネージャーを務めながら、埼玉県飯能市で新規事業作りや街のワカモノコミュニティ運営などのプロジェクトを手掛けている。
自衛隊から不動産業界へ転身
青森県で生まれ、小さい頃から祖父母に育てられてきた。将来のことを考えエンジニアへの道を目指し、高校の情報処理科でプログラミングを学んだ。高校を卒業後は、航空自衛隊に入隊。隊長補佐として司令部勤務5年ほど勤めた。自衛隊時代に自分のキャリヤについて考えることもあって民間企業へ転職した。保険会社の営業や不動産会社のオフィス仲介営業をやって、貸会議室の運営や管理、レンタルオフィス事業の立ち上げをはじめ、ビルオーナーとテナント会社とを結ぶ営業も経験した。次第に自分自身でも施設をプロデュースしたいという思いが強くなっていく。
2015年11月に、ヒトカラメディアに転職。オーナー向けのソリューションを作り、既存のオフィス仲介とスタートアップベンチャーに特化したビジネスを任された。先にテナントになる企業からオフィスのニーズを聞き出し、ビルオーナーに提案してマッチングするスタイルは、いつしか野田さん自身が築き上げた営業スタイルにもなった。2020年8月には、副業として「PointFive」の活動を開始。不動産と企画でヒトとマチの0.5歩を応援する活動を目指している。
西大井、飯能市でコミュニティづくり
2021年4月には、品川区西大井創業支援センターの施設運営に携わりはじめた。もともとあった施設のリニューアルで、コンセプトはソーシャルビジネス（社会課題の解決）や起業を通して自己実現をしたいなどのビジョン先行の起業家を支援すること。学生起業家も受け入れている。インキュベーションマネージャーの他に、コミュニティマネージャーも配置して、起業家コミュニティを構築しながら起業家同士が学び合い・教え合いの環境を作っていく運営が大きな特徴だ。
ほかにも渋谷区のスタートアップデックにも関わり、居抜きオフィスのガイドラインという新しい賃貸に挑戦しやすくするためのルールブックの監修もした。オーナーにもテナントにもWinWinな関係構築をするのに、野田さんのこれまでの経験が大いに活かされている。さらに埼玉県飯能市でも飯能ワカモノ会議を主宰。40歳以下の若者コミュニティを作り、次世代に継承していく活動を通じて、まちの文化になっていくことを目指している。まちづくり会社(株)Akinaiに参画し、リノベーションを通じて面白い仲間と新しい拠点を作り出すプロジェクト「リノベLAB」を手がけ、シェアスペース運営にも携わっている。
これからどうしていきたい
自社でプロデューサーを育成して各地域でマイクロデベロッパーのポジショニングを取って、拠点同士を繋げてヒトとマチの新たな0.5歩を生み出し・支援する企画屋集団を作りたい。
パッションポイント
津軽三味線とNBA鑑賞
自分自身の強みは「メンバーの良い面を引き出して共創して最高のPJにしたいと考えて実行するマインドとスタンス」
公式サイト、出版物など
チケット（私のできること、得意なこと）
| ・起業相談に乗ります。 |
| ・街を賑やかす企画作りの壁打ちや伴走が出来ます。 |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
お気に入りの場所（ホーム）
谷根千
お気に入りの場所（アウェイ）
飯能銀座通り商店街
青森県東北町の千本桜・温泉・湖・田畑ののどかな風景
ニュージーランド
つながり
・米澤智子（本屋うさぎ道）
・赤井恒平（AKAI Factory）
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
取材後記
米澤智子さんからの紹介でインタビュー。同じ野田姓で知り合ったのは3人目で、意外と周りにはいないのですが、同じ名前ということもあって親近感沸きました。共通点もいくつかあってお話楽しかったです。（野田）
| インタビュー・野田国広（編集部） グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |