モエレ沼公園(札幌市)の行き方と地図
モエレ沼公園とは
札幌市北東部の郊外にあるモエレ沼公園は、公園や緑地の帯で市街地をぐるりと囲む「環状グリーンベルト構想」の一環として計画されたパブリックパークです。元ゴミ処理場を利用した東京ドーム約40個分という広大な園内は、世界的な彫刻家であるイサム・ノグチが基本設計を手がけ、23年の歳月をかけて2005年にグランドオープンしました。
「大地を彫刻する」というコンセプトのもと、広大な敷地には幾何学形態を多用したオブジェが点在し、北海道の自然とアートが見事に融合した景観を楽しむことができます。公園を象徴する施設として、文化活動の拠点でギャラリーやレストランがある「ガラスのピラミッド」や、最大25メートルまでダイナミックに噴き上がる「海の噴水」、札幌市内を一望できる「モエレ山」などがあります。また「サクラの森」には、ノグチ自らがデザインした126基の遊具が散らばり、子供が遊びながら自然にアートと触れられるよう配置しています。
園内に点在する作品をただ眺めるのではなく、環境を活かし気軽に芸術を体感する彫刻空間として設計されました。桜や広葉樹がバランス良く植栽され、四季を通じて大地に溶け込んだ心地よい風景もこの公園の特徴です。またライブや花火などイベントも多く催され、毎回熱く盛り上がっています。
モエレ沼公園の行き方
札幌駅から地下鉄東豊線「環状通東駅」まで行き、バス【東69】「あいの里教育大駅」/「中沼小学校通」行き
または【東79】「中沼小学校通」行きに乗車して、「モエレ沼公園東口」バス停で下車
モエレ沼公園のMAP
北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1