地震発生
2011年3月11日(金)14時46分、宮城県牡鹿半島沖を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生。地震の規模はマグニチュード 9.0。最大震度は宮城県栗原市で震度7で、首都圏でも震度5強を記録した。
その時間、わたしは東京駅近くの高層ビル39階のフロアで仕事をしていて、これまで体験したことがない揺れを感じる。免震構造の建物だったこともあり地震以上に船のようにゆっくりしばらく揺れ続いた。外に目を向けると建設中の高層ビルのタワークレーンも驚くほど揺れてる。遠く木更津方面の石油備蓄基地から大きな炎も見えた。
帰宅
住まいは神奈川県川崎市、電車は全て止まっていてビルのエレベーターも動かないため、39階から非常階段で降り、東京駅前から丸の内、虎ノ門、三田、五反田、田園調布を経由しながら徒歩で18キロ。約6時間かけて歩いて帰宅した。途中の沿道では店の方達がトイレ貸すよ。お茶どうぞと提供してくれた。またみんな歩いての帰宅だったので帰宅する人たちの列がずっと続いた。
余震が続く
地震発生後も大きな余震が続き、おさまるまでにも3〜5年はかかったでしょうか。初めの2週間くらいは自宅待機となった。コンビニやスーパーの商品はどんどんなくなっていき、地元の友人や家族などから支援の食料などを送ってもらって生活した。