三国峠を爆弾で切り崩す
「三国峠を切り崩す。そうすれば季節風は太平洋側に抜けて、越後に雪は降らなくなる」
新潟県出身の田中角栄元首相は、昭和20年代初めの総選挙に出馬した際の演説で「三国峠を切り崩す。そうすれば季節風は太平洋側に抜けて、越後に雪は降らなくなる」と語った。そして工事で出た土で海を埋めれば佐渡と陸続きになると語ったそうだ。こうした発言に行った経緯は雪国と太平洋側の格差がによるものだという。
三国峠(新潟県・群馬県)
三国峠(みくにとうげ)は、新潟県南魚沼郡湯沢町と群馬県利根郡みなかみ町の境を越える標高1,244メートルの峠。
昭和以降、国道17号(三国トンネル)の開通で自動車で、関東と新潟を結ぶ物流の大動脈が変わった。交通の便が良くなったことで近隣の山野が切り開かれ、大規模なスキー場ができるなど景色が一変した。

