東日本大震災をきっかけにエンジニアからミニ太陽光発電のワークショップなどでオフグリッドな生活を薦めているグループが相模原市の藤野町にあります。彼らの名前は藤野電力。
藤野電力の存在を初めて知ったのは、私がグリーンドリンクス東京のボランティアスタッフをやっていたころ、藤野電力によるデモンストレーションが会場内で行われていたのがきっかけでした。
時が進み、昨年からグリーンドリンクス川崎を始めた頃、時同じくして川崎市内で太陽光発電をマンションの屋上に設置をして原子力に頼らない発電をしよう立ち上がった、かわさき発電所というNPOと出会い、一緒に川崎で藤野電力さんをお招きしようと盛り上がったのでした。
そしてようやく、もの作りの街として栄えた高津区溝ノ口でワークショップを開催できました。大田区や伊豆方面から約10数名参加者が集まり、うち3組がミニ太陽光発電の組立キットをお買いあげくださいました。
4時間という長時間でしたが、電気の仕組みなど基礎知識から太陽光発電について、組立から接続、発光と分かりやすく藤野電力の小田嶋さんが解説してくれました。
女性でも簡単に作れる組立キットは、3組のみなさん失敗することなく作れました。会場が半地下の工作室だったので太陽光の量は少なかったのですが、それでも灯りがついた瞬間はみなさん喜びの声をあげていました。