東芝が小向事業所(幸区)に12階建ての研究開発新棟建設
23年春稼働開始
東芝は川崎市幸区の小向事業所に延べ7・3万平方メートル規模の研究開発新棟を建設する。新棟は東芝グループの先端研究開発で拠点施設になる。2022年1月に着工し、23年4月の稼働を目指す。投資予定額は約340億円を見込んでいる。
半導体事業開発部門の一部建屋を解体し、跡地に建設する。12階建ての高層棟と4階建ての低層棟で構成する。建築面積は約9800平方メートル。S造総延べ約7万2500平方メートルを計画する。収容人数は約3000人。新棟にはコーポレートの研究開発機能と、首都圏に分散している拠点の一部を集約し、同社グループの研究開発基盤を強化する。顧客とのコラボレーションスペースや展示スペースなど開かれた研究所を目指すとしている。
-
再開発