かわさき新聞

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等々力緑地にサッカー専用スタジアム、アリーナなど再整備

      2024/05/23

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2030年春完成予定

川崎市は8日、「等々力緑地再編整備・運営事業」を576億9700万円(税抜き、以下同)で東急を代表とするグループが落札したと発表した。一般競争入札(WTO対象、総合評価方式)で選定。球技専用スタジアムなどをPFIのBTO(建設・移管・運営)とRO(改修・運営)で整備・運営する。今月下旬に基本協定、2023年3月下旬に事業契約を締結する。事業期間は53年3月までの30年間を予定している。予定価格は576億9762万円だった。

等々力サッカー専用スタジアム

提案によると主な整備施設(運営権設定施設)は、運動施設が球技専用スタジアム、新陸上競技場、新とどろきアリーナ、スポーツセンター、プール、ストリートスポーツパーク。園路・広場ではアクティビティループ(園路)、キッズパーク(子どもの遊び場)、インクルーシブパーク、芝生広場。修景施設では親水空間、植栽。便益施設としては駐車場、自由提案施設(飲食、物販など)を想定している。
事業予定地は中原区等々力1ほか。事業予定区域面積は約43・5ヘクタール(都市公園約36・6ヘクタール、拡大区域面積約6・9ヘクタール)。想定スケジュールは既存施設の解体・撤去が26年4月~30年3月、設計・建設が30年3月まで。維持管理・運営期間は23年4月~53年3月。再整備などの対象施設は整備完了次第、供用を開始する予定だ。

とどろきアリーナに屋内プールも

メインアリーナとサブアリーナ、屋内プールを新設。

公園のような新陸上競技場

公園に「あてはまる」陸上競技場園の中央に位置する施設として、既存地形や園路を活かした構成とすることで、
周辺と調和した陸上競技場とします。ランニングステーション及びランニングコースを施設内に複合させることで、
専門的な陸上競技にとどまらず、人々の日常的な運動や憩いなど、多種多様な活動を支える陸上競技場とします。

利用者の「みる」を支える陸上競技場可能な限りフィールドに寄ったすり鉢状の観客席構成により、
臨場感あふれる観戦体験を提供する陸上競技場とします。また、園路やランニングコースとして
コンコースを計画することで、スポーツの練習風景を四周から眺めることができる計画とします。

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