【青森】竹内博之（弘前市議会議員）

大学時代に学生団体『選挙へGO!!』創設し、地方銀行を経て弘前市議会議員になった竹内博之さん。

プロフィール

『若者が輝き活躍できる弘前を創る』

弘前出身学生団体『選挙へGO!!』創設 若者と選挙、政治を繋ぐ みのり保育園→福村小学校→弘前東中→弘前工業高校→青森中央学院大学→みちのく銀行→弘前市議。

若者の低投票率に問題意識を感じる

青森県弘前市で生まれ育ち、学生時代は特に将来の決まった目標もないまま過ごしてきた。大学は青森中央学院大学の経営法学部に進み、行政学や政治学を学んだ。親がいつも選挙のたびに投票に行っていたので投票に行くのが当たり前のことだという意識のまま、20歳の時に初めて投票に足を運んだが、周囲の若者たちはほとんど投票に行かず、若者の低投票率に問題意識を抱くようになる。

実際にどのくらい投票に行っていないのか疑問に思い、選挙管理委員会に問い合わせて調査をしてみると散々な状況が見えてきた。さらに大学の先生に相談したところ、何かアクションを起こしてみなさいとアドバイスを受けて、2011年6月に学生団体「選挙へGO！！」を立ち上げる。若者と選挙、政治をつなぐ活動を展開しようと考え、未来を担う若者こそ政治に関心を持つべきだ という強い想いから行動を起こした。

若者たちには政治との接点がない。そのきっかけをつくろうと居酒屋で政治家と酒を飲み交わすイベントを企画し、政治家を志した話など学生と意見交換した。また政治家の政策動画をインタビューして製作したり、大学キャンパス内に国内では山梨県に次いで2番目の投票所の設置に尽力した。それでも投票率が変わることはなかったものの、身近な友人たちは関心を寄せてくれるようになった。

民間企業を経て市議会議員に出馬

大学を卒業後は5年間、地方銀行に就職。政治家にインタビューをしてきて、どうして政治家になろうとしたのかという問いに対して、その答えに疑問を持った。未来に向けて、今の課題に対してもっと真剣に向き合ってほしいと感じた。そういった思いから、自分がやろうと決心する。出馬した根本は自身の中の疑問や自分がやらなければという強い使命感からだと語る。民間企業を経験し、大変な想いをして働いている人たちと沢山触れ合う中で、その人たちが収めた税金を、未来にかけて真剣に議論してほしいという思いが強くなっていった。

2019年に弘前市議会議員に当選。政治の現場に入ることで見方も変わった。より怒りが強くなったという。長いものにまかれたほうが楽という風潮や誘惑が漂い。言いたいことを言わせないようにするなど、衝突も生まれたり、汚い部分ばかりが見え隠れしていた。信念で政治を貫き通すには自分一人だけでは変わらず、仲間を増やさないといけないと実感した。1期目の任期中は新規の創業支援やこども食堂の取り組みに力を注いだ。

これからどうしていきたい

政治は長くやるべきではないと思っている。想いや志を受け継がれる候補者を、1人、2人、3人と発掘していきたい。その仕組みをつくることを真剣に考えている。そして次の選挙に一緒に志を同じくする仲間と一緒に立候補していきたい。

自分の政治家への道は、大学時代の先生との出会いがきっかけだった。出会いから気づきをつくり、気づきが行動を変える。行動が変われば自分自身の成長につながると考えている。今度は自分が誰かに対して機会を提供したり、共に成長し合え支えあう社会を作っていきたい。

パッションポイント

沖縄、りんごの手伝い

公式サイト、出版物など

公式サイト

Twitter（@takenouchi3）竹内博之

チケット（私のできること、得意なこと）

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お気に入りの場所（ホーム）

嶽温泉

お気に入りの場所（アウェイ）

沖縄

つながり

・長内勇樹（オーファクトリー）

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

長内さんからの紹介。議員さんへのインタビューは2人目で若くして政治を志すと、どうしても立派だなと感心してしまいますが、長く続けるものではないと言い切る姿など強い信念を感じました。竹内さんに続く新しい人材が隆々と続いていくことを願っています。（野田）