福岡県糸島市で理事の1人としてママトコラボをスタートさせ、地域に根差した子育て期の女性たちと活動する尾崎恭子さん。
福岡県出身。西南学院大学卒業。福博綜合印刷を経てフリーライターに。
福岡県北九州市で生まれ、大学を卒業して地場大手の印刷会社に就職した。営業職や、インターネットが普及し始めた時代背景もありマーケティング職でインターネット関連の業務に関わった。その後結婚し、産休と育休を期に、糸島に引っ越してきた。2人目を妊娠してから通勤に限界を感じ、2006年にフリーライターとして独立した。現在の屋号の「アラワスーク」には、「著す」「表す」「現す」「顕す」の4つの「あらわす」の意味を込めた。「スーク」はアラビア語で「市場」を意味している。
移住した糸島で、暮らしやまちづくりに女性の声も届けていくという任意団体の「糸島女性プロジェクト」に誘われて参加した。多世代の仲間が集まり、子育て、多世代同居、女性の働き方などを協議した。そこへ2015年度に糸島市でテレワークを推進する「糸島市テレワークコンソーシアム」の実証実験がスタート。その拠点ともなるテレワークセンターの運営を子ども連れで利用できるコワーキングスペースとして、糸島女性支援プロジェクトが関わることになった。子育て期の女性の多様な働き方や暮らしに関わるワークショップや講座、糸島市の「ママライター」育成事業の企画運営を行なった。
2018年から一般社団法人ママトコラボを設立し、引き続きテレワークセンター 運営や、「ママライター」たちとチームを組んで、糸島での情報発信や、行政 が発行する出版物の制作業務などを受託している。重視しているのは、糸島で地域に根差し、日常生活を送る女性たちと、糸島にとって、糸島で暮らす人にとって、糸島の子どもたちにとって、糸島で大切にしたいものを暮らしの当事者の視点で見出し、発信をすること。ボランティアではなく、仕事にすることで責任を持ち、効率性や成果を出す意識を磨き、その人の持っている力が引き出されることにつながると考えてるという。そうやって、糸島の女性たちが暮らしに根ざした仕事をすることで、糸島が糸島で暮らす人や子どもたちにとって誇りと愛着の持てるまちになってほしいと語る。
糸島にいながら、やりがいも収入も満足できる暮らしや働き方を一人一人が考え、実現できるようにしたい。
糸島で長く大切にされてきたものや、今ある地域を形作ってきたものを、自分の世代と子どもたちの世代にも共有できるようにしたい。例えば、地域に伝わる行事や風習、歴史、記憶。
子どもたちが大人になって、暮らしたいと思える糸島にしたい。
ママトコラボもまだまだ力不足なので、関わってくれる人たちと強くてあたたかいコミュニティにしていきたい。
可也山、鳥類、ボリウッド音楽、アジア文化、地名、炭水化物
・子育て期の女性のチームでの働き方に関心があればお話しします。 |
・糸島の映えないスポットを紹介します。 |
・可也山の素晴らしさを暑苦しく語ります。 |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
可也山(かやさん)
糸島のシンボルであり、心の拠りどころ。見た目良し、登って良し、眺望良し、歴史良し、暮らしに根付いて良し。365mの独立峰で、「筑紫富士」「糸島富士」と呼ばれることもある。毎月登っていて、毎回死にそうなくらいきついけれど、毎回必ず楽しい。抱かれてもいいという感情を抱くほど最高に好きな山。
日本からトルコまでのアジア文化圏
特にアジアの高原と沙漠地帯。日本と似て非なるところを見つけると鼻息が荒くなる。
・清瀬由香(NPO法人チルドリン徳島)
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
清瀬由香さんからの紹介。予定がなかなか合わなかったり、インタビュー中の通信トラブルにと大変な中、お話いただきました。次回はお会いしてお話を伺わせてください。(野田)
インタビュー・野田国広(編集部) グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |