【川崎】田中みずき（Beaulily）
小田急新百合ヶ丘駅を降りると駅前に商業施設や音楽大学などが多く集まり、アートの街しんゆりと呼ばれるのも納得するほどセンスのいい街並みが広がる。その新百合ヶ丘で多彩なママさんたちが集いコミュニティ活動をしているBeaulily（ビューリリー）。その発起人で代表の田中みずきさんにお話を伺いしました。
プロフィール
東京都板橋区出身、Beaulily 代表、新百合ケ丘プライベートネイルサロンRoju 主催、早稲田大学卒業後、不動産業界にて勤務。結婚後大阪に移住した際にネイル資格を取得し、2014年に新百合ケ丘にてプライベートサロン開業。地域の朝活主催や、各地でセミナー講師業なども経験。
美をテーマに新百合ヶ丘で賑わいづくり
2018年から川崎市の新百合ヶ丘を拠点に、『しんゆり美ママプロジェクト・Beaulily（ビューリリー）』を立ち上げた田中さん、地域の情報発信サイト『 ロコっち新百合ヶ丘』の編集部のほか、新百合ヶ丘エリアでのイベント企画を行っている。Beaulilyという名前は、Beauty＋Lily から造語を思いつき命名された。
美をテーマに20名ほどのメンバーで構成し、ライター、ネイリスト、ヨガインストラクター、栄養士、カメラマン、ヘアメイクなどのプロが揃う。近年では無印良品やイオンとタッグを組んで作家さんたちとワークショップも行っている。また清掃ボランティアのグリーンバード新百合ヶ丘チームも定期的にやっている。
| 新百合ヶ丘は、川崎市北部に位置し、同市の副都心。小田急線の沿線のため新宿方面へのアクセスも良いことから東京のベッドタウンとして昭和中期から整備された。また80年代からTVドラマのロケ地に数多く選ばれたり、昭和音楽大学や日本映画学校などアート関係の教育施設も集まっている。新百合ヶ丘駅周辺は景観条例もあって整備されているので、都市景観100選にも選出された。 |
朝活から出会いから変わり始める
ご主人の実家がある新百合ヶ丘に大阪から引っ越してから、フリーランスネイリストをしながら、2015年に新百合ヶ丘でフリーランスをしている女性との地域朝活をスタートした。ほかの地域でのセミナー交流会などでも、個人で活動している方たちと出会っていく。そして、第二子出産や、親しくしていた地域の仲間たちとの会話から、地域での活動に目が行き、小さな動きから起こるまちづくりという流れに興味を持ってBeaulily結成へと繋がっていく。
団体結成の大きなきっかけとなったのは、川崎野菜を中心としたイベント「Vege&ArtFes」などを主催する中村ふみよさんとの出会い。地域や周りの人のことをよく考えていて、中村ふみよさん自身も３児の母というエネルギッシュな方だったので、その影響は大きかったそうだ。新百合ヶ丘などでマルシェも行う農家たちの『畑から台所へ。』の井上広基さんとの出会いも、田中さん自身がコミュニティ活動を始めて印象深い人物だという。
フェスティバルマルシェでファッションショーを開催
これまでの活動で忘れられない体験について尋ねてみると、2019フェスティバルマルシェのステージでファッションショーを企画開催したことと答えが返ってきた。小田急線新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキで毎年開催しているイベントで、60店舗が出店する大規模なものだ。新百合ヶ丘周辺の採れたて新鮮野菜の販売やアートクラフト作品やワークショップ、音楽、ダンス、マジックなどのステージイベント盛りだくさん。そのステージで駅前の店舗の方に出品してる衣装や雑貨などでファッションショーをやった。お客さんのみならず店舗の方にも喜ばれたそうで、今後も続けていきたいと語る。
活動を通じて、それまでただ買い物するだけだった駅前の景色の見え方が変わったそうだ。農家さんとイベントで一緒にやって、つながったことで野菜の美味しさと地域の良さをより感じ流ようになったという。またお子さんたちにとっても地元になる地域なので、小さな頃から地域に触れて考えて参加するという体験をさせてあげたいそうだ。
これからどうしていきたい
「小」である私達が、「大」である企業や行政と一緒に何か面白いことをしていく、というのを続けていきたい。コラボの良さ楽しさを作っていきたい。「小」である私達がいるから、「大」きく作られた枠組みの中でも、地域個性がそこから生まれるというプロジェクトのロールモデルを作りたい。
パッションポイント
歌。（カラオケ行きたい！）大学時代はアカペラ･サークルで活動していた。
公式サイト、出版物など
公式サイト （しんゆり美ママプロジェクト Beaulily）
Instagram （Beaulily 新百合ヶ丘）
チケット（私のできること、得意なこと）
| ・ネイルします |
| ・個人事業主やりたい人の話を聞きます |
| ・MC（司会進行）やります |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
お気に入りの場所（ホーム）
生姜料理 しょうがのランチ
川崎市麻生区上麻生１丁目６−３ マーケットプレイス２７
生姜料理がらがらのランチ
公式サイト
川崎市麻生区上麻生1-6-3 新百合ヶ丘マプレ B1F
琴平神社
川崎市麻生区王禅寺東5-46-15
新百合ヶ丘駅北口アートセンター前の通り
お気に入りの場所（アウェイ）
モノレールからの景色
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK！2％ポイント還元！
つながり
井上広基（畑から、台所へ。）
小野さくら（まごころキッチンプロジェクト）
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
取材後記
田中みずきさんは、みやもとまなぶさんから紹介していただきインタビュー。川崎市内でグリーンドリンクスをやってきましたが新百合ヶ丘だけは未開の地だったので、どんな活動してるのか興味がありましたが、お話を伺って新百合ヶ丘らしい活動をされてて、魅力的だなと思いました。ファッションショーを企画してやったという話も面白くて是非続けて名物イベントになって欲しいと思いました。（野田）
| インタビュー・野田国広（編集部） グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |