海運会社などを経て、英会話スクールを鎌倉市に開講。オリジナルのアルファベットカードを製作するなど「心も育てる英語教室」を運営する菅原朝美さん。
鎌倉の英語教室RAINBOW KIDS SCHOOL代表・講師
英語はコミュニケーションツールです。子供たちが英語を通して自己肯定感を高めていけるように、「心も育てる英語教室」ということを大切に運営しています。在籍生徒は80名を超え、英検合格者延べ100名以上、月のレッスン100以上の地域密着型英語教室です。鎌倉市内小学校のアフタースクールで英語プログラムも開講しています。
横浜市の金沢八景で生まれ育ち、結婚した23歳までをそこで過ごした。高校時代はホームステイでオーストラリアに行くなど、小さな頃から英語が好きで、短大の英文科に通った。子どもの頃祖母が占いが好きで、自分のことを見てもらった時、将来1人で生きていくことになるから、1人でも食べていけるようにと幼稚園から英会話を学ばせれくれたそうだ。
日本人はどうしても英語の発音や舌の使い方で苦戦する人が多い。菅原さんは日本人にあった練習方法を考えつく。発音の際の舌の使い方、息の使い方を練習すると上手に上達できることに気づいた。格好良く発音してみようと繰り返し練習しながら独自に習得していった。それまでは留学の経験もなかったことがコンプレックスでもあった。短大を卒業して海運会社に就職する。事務職での採用だったが、入社試験の英語が歴代で正式トップだったらしく女性では珍しくオペレーター業務を任された。東南アジアや中東の人とやり取りする中で、みんな発音や文法は決して完璧ではないこと。日本人は完璧な英語を目指しすぎて自信が持てないののではと思った。
貿易会社は5年勤め、その後に結婚。それから15年間は子育てに専念した。ある日、子どもが通っていた英会話スクールで先生と英語で会話をしていたら、スタッフで働かないかと誘われ、仕事を始めた。一般的に言語を習得するまでに1000時間が必要だと言われている。しかし英会話スクールでの授業ではなかなかその時間をこなすことも困難だ。側で見ていて、レッスンの後に日本語の後押しが必要ではないかと思った。日本語で学んだことの補足を伝えてあげることで理解度が一段と進んだのだ。
そして自分で教えてようと思い立ち、公民館で英会話スクールを開始。徐々にクチコミで生徒数が増えていき、現在の教室を開業するまでになった。そこまでは順風満帆に思えたが、2019年にコロナ禍へと突入してしまう。新しく習い事を始める家庭が少なくなってしまう。学校の自粛となり子どもたちの日常が失ってしまった。そういう状況下でもレッスン時間を長くしたり、子どもたちを預かり親御さんたちが仕事に専念できる環境を整えたり、自習室として無料で開放したりした。
英会話スクールでは現在80人近い生徒が在籍し、毎月110を超えるレッスンをおこなっている。さらに英検合格者もこれまでに100人を超えた。子どもたちの成功体験をつくり、心を育ててあげたいと語る。合否を競うのではなくチャレンジすることを伝える。やってみようという気持ちをサポートしている。
新たに英語の発音を学ぶアルファベットカードを製作。鎌倉市内の小学生のために寄贈しようとクラウドファンディングにも挑戦した。カードに印字されたカタカナ。Aは「ェア」、Fは「フッ」と、実際の発音に近い「音」が書かれている。子どもたちに『英語ができた』『かっこよく言えた』と自信をつけさせるカードだ。
幼少期から、英語を学んで来て強くいられた。友達が少なく、いじめられたこともあったが、英語が支えになった。自分が好きだと思えるような、心を育てる英語教室を持続していきたい。
山梨の西湖でイングリッシュキャンプを実施した。いろんな体験が子どもたちとできた。アフターコロナでは海外に連れて行きたい。サマースクールなど、誰でも参加できるようにリーズナブルな価格帯でやっていきたい。
経済的な理由で留学や進学諦めることがないように地域の子供たちの学びを持続的に支援できる活動をしていきたい。
おしいい料理とお酒
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note Asami Sugawara
・英語が楽しくなる秘訣を教えます。 |
・湘南エリアの美味しい店を教えます。 |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
七里ヶ浜
神奈川県鎌倉
伊勢神宮
三重県伊勢市宇治館町1
公式サイト
・みなみなおこ(nalu)
・藤田憲一郎(AVANTIS)
・斉藤剛(クレイン不動産)
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
みなみさんからの紹介でインタビュー。私自身英検4級で止まっていたので、話を伺ってみて教えてほしいと思いました。海外でのサマースクールが実現する日が早く来るといいですね。(野田)
インタビュー・野田国広(編集部) グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |