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【鹿児島】池田龍介(一般社団法人 E-Yoron)・香菜(NPO法人 海の再生ネットワークよろん)

与論島の砂浜でゴミ拾いを始め砂浜を守る龍介さんと、サンゴ礁の海の環境保全に取り組む香菜さんご夫婦。

プロフィール

池田 龍介(いけだ りょうすけ)

鹿児島県の最南端、与論島でSUP(スタンドアップパドル)ガイドを行う傍ら、「一般社団法人 E-Yoron」の事務局長として環境教育にも取り組む。

京都府立大学卒業後、長野県泰阜(やすおか)村「NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター」に6年間勤務。その後与論島へUターンし、帰郷した翌朝から海ごみ拾いを3年間毎日継続。次第に「ごみ拾いの人」と呼ばれることに違和感を覚え、「特定の誰か」が環境保全に取り組むのではなく、ごみがあったら自然と手が伸びる人・地域を増やすことを目指し、「拾い箱」の普及、各地での講演活動を行う。

池田香菜(いけだかな)

東京農工大学農学部環境自然科学科卒業後、琉球大学大学院理工学研究科にて修士取得。現在、鹿児島県与論島でNPO法人海の再生ネットワークよろんに所属しサンゴ礁を中心とした環境保全活動、環境教育を行う。

砂浜のゴミを拾い、浜辺をキレイにする活動

与論島で生まれた池田龍介さん。大学は京都の大学に進み福祉社会を学んだ。学生時代に島に帰省した時、島は汚れてたような気がした。卒業後は長野県にあるNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターで小中学生向けの山村留学やキャンプの仕事に就いた。いつかは島に帰ろうと考えていて6年間勤めたのちUターンした。その翌日から砂浜でゴミ拾いを始める。はじめは自分1人で開始し、毎日やっていこうと決意。次第に友だちなど一緒にゴミ拾いをしてくれるようになっていく。雨の日も台風の日も。3年間毎日休むことはなかった。

島に戻って2年目からSUPガイドも開始。2020年以降のコロナ禍では観光業がストップしてしまい打撃を受けたが、アップサイクルなど海ゴミの商品化にも取り組み始めた(※)。与論島が「環境先進地」として地域の付加価値を高めていきたいと語る。海が綺麗だから与論島に行くという観光客だけでなく、「みんなで海を守ろうとしている島だから行く」という人を増やし、観光振興と環境保全とを両立させたいという。

※2023年6月23日~、クラウドファンディング「Makuake」での先行販売を予定

サンゴ礁を守り、与論島の海を守る活動

池田香菜さんは東京都で生まれ、東京農工大学で環境問題や水質の問題、海洋汚染を専門に勉強する研究などを行ってきた。両親がダイバーだったこともあり、小さい頃から伊豆によく行ってたので海には親しみがあった。大学時代に与論島で与論町役場のインターンシップで滞在した時、のちにご主人となる池田龍介さんと出会う。2018年からは与論島に移住し、現在の法人に就職してサンゴ礁保全活動を始めた。島側である陸から海への影響を減らしていく。ご主人が島の浜をキレイにし、香菜さんは海の生き物が暮らしやすい環境を整えるための活動をしている。

これからどうしていきたい

環境に関する仕事を確立したい。環境教育の価値のある島だと認識されるようにしたい。

経済的な価値を実績であげていきたい。

島のみんなが与論島の自然っていいね!と思えるような、地元に誇り持てるような環境づくりをしたい。

パッションポイント

アップサイクル、埋立地の問題

育児、こどもが安心して遊べる場所探し

公式サイト、出版物など

公式サイト

活動動画
海ごみ×与論島の「拾い箱」!! 環境省×日本財団「海ごみゼロアワード」奨励賞!!「人が来るほどキレイになる砂浜」へ!!

Instagram(@ryosuke.ikeda)SUPよろん@与論島

NPO法人海の再生ネットワークよろん

Facebook  NPO法人海の再生ネットワークよろん

Instagram(@uminosaisei46)NPO法人海の再生ネットワークよろん

チケット(私のできること、得意なこと)

・SUPのガイド、アップサイクル体験など与論島の環境問題を教えます。
・一緒に磯観察したり、与論島の自然環境を案内します。

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

皆田海岸

お気に入りの場所(アウェイ)

長野県泰阜村

徳島県上勝町

沖縄県多良間島

つながり

八木澤潮音(海あそび・自然体験ツアー)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

八木澤さんからの紹介。島の浜辺とサンゴ礁と陸側、海側ともに環境を守る活動を続けてるご夫婦。優しさが滲み出てる感じがオンラインに画面上からも伝わってきました。与論のキレイな海を見にいきたいです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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