滋賀県草津市のコワーキングで毎月ドクターカフェを開催している富田一聖さん。
富田一聖(とみた いっせい)
医療法人社団 富田クリニック理事長
大阪生まれ、滋賀育ち。腎臓内科医/社会福祉士。透析クリニックの経営に携わりながら、月に1回白衣を脱いで、病院嫌いの人でも気軽に立ち寄れる「ドクターカフェ」の活動を展開中。ドクターカフェは、滋賀県草津市にある古民家を改築した「みんなのハナレ」というコワーキングスペースで、毎月第4木曜に開催。予防から終末期まで診ることのできる、町のお医者さんを目指して奮闘中。
大阪の高槻で生まれ育った。父が医者で小さい頃から医者になるようにと言われていたこともあって、その反発心から高校時代には理系から文系に変えた。高校時代にボランティア活動に加わり、それがきっかけとなり関西学院大学の福祉学科に進学した。学生時代には国際NGO団体の海外支援に行き、医療が求められてる世界を知り、25歳から医学部への道を選んだ。研修医は緊急医療の現場に入り、いち早く処置をしてあげると助かるということを見て、やりがいを感じ2年間過ごした。
高血圧などの生活習慣病が大半を占めていて、改善することで助かる命。周囲で悲しんでいる家族の姿を見て、自分にできる役割は病院が嫌で通院を中断してしまった人たちのために出来ることはないかと考え、ドクターカフェを自ら実施することを決めた。滋賀県草津市にあるコワーキング「みんなのハナレ」で月に1回開き、老若男女の相談を受けている。参加者はコーヒーを飲みながら話を聞いたり、相談できる。社会の中で役割があることに使命感を感じているという。地域と繋がり、イベントやマルシェなどでも無料健康相談会を開いていきたいと語った。
医療の情報、専門用語では伝わらないので、わかりやすく伝えたい。
仕事、読書
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みんなのハナレ
滋賀県草津市草津2丁目8−5
公式サイト
草津川跡地
滋賀県草津市
公式サイト
パシュパティナート(ネパール)
医学部を受け直そうと思った、生と死、死について向き合う、生を充実させてる
社会課題を見つけながら行動していく、
・鈴木真帆(アイキャン)
・惣門茉白(ヒビロク)
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
鈴木真帆さんからの紹介でインタビュー。これまでにも地域医療や未病対策の話を聞いたことありますが、こうしたドクターカフェのような取り組みが各地で広がって欲しいと思いました。(野田)
インタビュー・野田国広(編集部) グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |