東日本の再開発

西武が所沢駅西口開発計画、2024年秋開業

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グランミオ所沢とも東西連結、シネコンも

西武ホールディングスの連結子会社である西武鉄道と住友商事は10月28日、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯で進められている「所沢駅西口土地区画整理事業」地区内において共同で商業施設の開発を行う「所沢駅西口開発計画」の事業計画を発表した。事業費は、約295億円。

2022年11月に着工し、2024年秋に開業する予定。計画地を含む所沢エリアは、交通の利便性に加え、豊かな自然環境、数多くの歴史文化施設、観光・レジャー施設に恵まれた、魅力あふれる街でもある。両社は、計画の敷地約3万4000m2において、店舗面積約4万3000m2、店舗数約150店舗、駐車場台数約1700台、地上7階建て(商業フロア4層)の広域集客型商業施設を開発し、所沢市の玄関口にふさわしい魅力と活気のある街並みの形成を目指す。

所在地:埼玉県所沢市東住吉10番(西武所沢車両工場跡地)
敷地面積:約3万4000m2
延床面積:約12万9000m2
構造:RCST造(柱RC造、梁S造)、一部S造
階数:地上7階
高さ:最高高さ37.40m
設計:清水建設・西武建設設計共同企業体
(設計者:清水建設一級建築士事務所)
施工:清水建設・西武建設共同企業体
建物基本設計:日建設計
店舗面積:約4万3000m2
店舗数:約150店舗
駐車場台数:約1700台
駐輪場台数:約2000台
事業主:西武鉄道、住友商事
運営管理:西武リアルティソリューションズ
事業費:約295億円

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