東日本の再開発

上瀬谷(横浜市)に三菱地所などがテーマパークや新交通システム

投稿日:2020年3月11日 更新日:

上瀬谷通信施設跡地を再開発

横浜市の上瀬谷通信施設(同市旭・瀬谷区、約242ヘクタール)跡地に、テーマパークを核にした複合施設を誘致する考えを明らかにした。

跡地を「農業振興」(約50ヘクタール)、「公園・防災」(同)、「観光・賑わい」(約125ヘクタール)、「物流」(約15ヘクタール)の四つのゾーンに区分。相鉄線瀬谷駅を起点にした「新たな交通」も導入予定。

2027年に花博

横浜市は跡地を会場に、2027年の国際園芸博覧会(花博)開催を目指している。

ディズニー級の大型テーマパーク招致も

面積が東京ディズニーランド、ディズニーシーを合わせたほどの大きさで、海外の映画会社系のテーマパーク承知を視野に計画をたててるという。

「三菱地所」と企業連合を設立したのは、「相鉄ホールディングス、東急、東急不動産、三菱倉庫」の4社です。地域を走る相鉄線や東急線の鉄道関連会社が参画することで、地元の企業や住民と一体となった開発を推進する狙いがあるとみられます。今後は「三菱地所」を代表とする5社が核となり、開発を先導するものとみられます。

施設跡地では、観光振興やにぎわいの創出を目的とした70haの地区内に、複合施設「KAMISEYA PARK(仮称)」が2031年頃に整備される予定で、東京ディズニーランドとほぼ同じ51haほどの広さに日本の文化や最新技術を活用した「次世代型テーマパーク」や商業施設が開業する見込みです。

-東日本の再開発
-,

執筆者:

関連記事

仙台駅西口の青葉通りを広場に!仙台市が構想

仙台市がJR仙台駅西口の青葉通(青葉区)の一部区間を通行止めにし、屋外広場を整備する方向で検討中。 青葉通のうち駅前通交差点-愛宕上杉通交差点間の約150メートル区間を屋外広場にする。 中央分離帯のケ …

新潟三越跡地に商業・オフィス・住宅複合型タワー、2029年竣工

藤本壮介氏が設計 西堀通5番町地区市街地再開発準備組合、廣瀨、東京建物は9月15日、新潟県新潟市中央区西堀通5番町内において推進している「(仮称)西堀通5番町地区市街地再開発事業が、同日付で新潟市より …

西武が所沢駅西口開発計画、2024年秋開業

グランミオ所沢とも東西連結、シネコンも 西武ホールディングスの連結子会社である西武鉄道と住友商事は10月28日、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯で進められている「所沢駅西口土地区画整理事業」地区 …

北海道新幹線のJR札幌駅計画が一部変更、再開発ビルと接続に

北海道新幹線が札幌駅3階に停車 JR北海道は、新幹線専用改札の位置については、元々1階を予定していたが3階に変更し、新たに開発されるビルと接続する案を公表した。 在来線改札、幹在乗換改札と同じフロアに …

成田空港隣接地にゲートウェイ成田、球体型デジドームやホテル

成田国際空港隣接地にGATEWAY NARITA、25年秋ごろ着工 不動産やファンド事業などを手掛ける共生バンク(東京都千代田区、柳瀬健一代表取締役)は9日、成田国際空港(千葉県成田市)の隣接地約45 …