三菱地所が超高層ビル建設
名古屋市、錦三丁目にホテル、イノベーション拠点、オフィス、シアターの複合型の再開発が始動する。開発は日本郵政不動産株式会社、明治安田生命保険相互会社、株式会社中日新聞社のほか、
用途:ホテル、オフィス、シアター、店舗、駐車場等
敷地面積:4,866.40平方メートル
建築面積:約4,300平方メートル
延床面積:約99,500平方メートル
容積率:約1,860%
階数:地上36階 地下4階
高さ:約200m
PARCO、TOHOシネマズ出店
5~9 階には、栄エリア初となるシネマコンプレックスを整備し、TOHOシネマズ株式会社が運営す る「TOHOシネマズ」が進出します。最新の設備・機器を導入した本格的シネマコンプレックスを計 画しており、国内外の映画コンテンツのほか、コンサートや演劇、スポーツのライブビューイング(生 中継)などの非映画コンテンツの上映により、年間を通して安定した賑わいを栄エリアに形成します。 シネマコンプレックスは商業施設の上階に位置し、ロビーを商業施設につながる屋上広場に面し配置す ることで、商業施設へのシャワー効果および施設内の回遊性を高めます。
地下 2~地上 4 階には、株式会社パルコによる高級感のある新たな商業施設を展開します。商業部分 全体を舞台と見立て、地上 1~3 階におけるファサード部分は舞台の幕があがる様子を表現しており、 演劇の幕開けと同様に訪れた方々の感性に響く豊かな体験を提供します。また、J.フロントリテイリン ググループの既存施設である松坂屋名古屋店、名古屋 PARCO 等と相乗効果を図りながら、栄地区の魅 力向上を目指します。
ホテルゾーンは米ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が進出し、 国内外の富裕層観光客、VIP など新たな顧客層の獲得に寄与することで名古屋の都市ブランド力向上に 貢献します。31~41 階に位置する計 170 室の客室(うち、スイートルームが 29 室)は、スタンダード 客室で面積が約 50 ㎡と、名古屋地区で最大級の広さとなります。31 階にはレセプションロビーや料飲 施設であるオールデイダイニング、32 階にはスパ・プールとジム、40 階には名古屋の豊かな眺望を楽 しむことのできるルーフトップバーを設けます。また、10 階、11 階には国際 MICE に対応したボール ルーム、会議室等を用意します。
12 階には 3 層吹き抜けのスカイロビーを設け、オフィスへ訪れる全ての人に開放的な空間を提供し ます。15~30 階には総貸付面積約 25,000 ㎡(約 7,500 坪)、基準階面積約 1,600 ㎡(約 480 坪)のオ フィスを整備し、名古屋城や名駅地区、久屋大通公園を見渡す事が出来る唯一無二の眺望と共に、様々 な働き方に合わせたレイアウトにも対応できる無柱空間が新しいワークスタイルを実現します。13,14 階には、新たなビジネスの創発を目的に、コワーキング、カンファレンス、ライブラリー、プライベー トワーキング機能等を整備し、これらを連続する 2 フロアに集約することで、企業、学生、市民等の多 様な人々のコラボレーションを創出します。