富士山登山鉄道構想
山梨県の構想では、これからの富士山五合目アクセス交通の在り方及び登山鉄道の基本方針として、富士スバルライン上にLRT(次世代路面電車)を敷設する案を想定し、整備イメージや事業運営に関する検討内容が示された。
現在の問題は
スカイラインの5合目には電気も上下水道も引かれていない。そのため来訪者の増加に伴いレストランや宿泊施設が使用する水や燃料の運搬量が増え、自家発電量も増加、加えてトイレの処理能力が低下するなどの環境負荷が増加している。
こうした問題を解決するため、県は登山鉄道の整備と一体的に電気および上下水道等のライフラインを整備したいと考えているのだ。道路にレール溝を刻んで成形したコンクリートブロックを埋設する工事を行う際に上下水道や電力ケーブルの管路も併設する。
5合目駅舎はどうなる
自然環境に配慮した駅舎を整備し、カフェや観光案内機能などを持たせる構想。