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【群馬】山口長士郎(工舎澄み処)

群馬県みなかみ町にUターンして、木材の有効活用としてエッセンシャルオイルをつくり販売する山口長士郎さん。

プロフィール

1989年生まれ、筑波大学国際総合学類卒

自動車部品会社に就職。2015年から群馬県みなかみ町へUターン、家族経営でカフェ、工房を経営。(現在はカフェからはほぼ手をひいてます)

地元産木材の有効活用と自然保護の取り組みをUターン直後から実施。木工品販売、木のおもちゃワークショップ開催、企業社屋のインテリア木質化、精油の蒸留事業など幅広く国産材の価値PRなど実施。同時にみなかみ町の官民一体となったリノベーションまちづくり委員会メンバーとして活動。

みなかみにUターンし木材の有効活用

群馬県みなかみ町で生まれ育ち、筑波大学を卒業すて愛知にある自動車部品メーカーに就職した。主にカーエアコンやコンプレッサなどを取り扱い、そこで事業企画を担当していたが体を壊してしまい、2015年から父親が営む工務店に戻った。家族が工房のほかにカフェも経営していたので、一緒に手伝いながら建築のことを学んだ。イヌワシなどの生態系を守る環境保護活動や、里山との共生を目指す自伐型林業に関わり、地元産の木材の有効活用と自然保護の取り組みを行いながら、林業の現場で木材をどう使うか、課題解決に乗り出すことになった。

木材をプロダクトデザインして製品化したり、製材のおがくずや枝葉を蒸留して精油を抽出する事業も始めた。「澄んだ森の香りを都会へ届けることで、森の住みかを守っていきたい」という意味をこめて「澄み香(すみか)」と命名した。ヒノキなどを原料にして、エッセンシャルオイルや芳香蒸留水として商品化。

スギの葉を使った精油も商品化し、スギの学名「クリプトメリア・ヤポニカ」は「日本の隠れた財産」という意味から「スギの葉には、オレンジやグレープフルーツのような魅力的な香りがあるのに、山でうち捨てられている。こうした財産を活用したい。」と語る。その後も大手メーカーからもバスフォームの間伐材として活用してもらったり取引も拡大していった。

これからどうしていきたい

森の良さを伝えていきたい

パッションポイント

釣り

公式サイト、出版物など

公式サイト

チケット(私のできること、得意なこと)

・移住相談できます

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

谷川岳の一ノ倉沢
群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽
観光協会サイト

お気に入りの場所(アウェイ)

つくばのペデストリアンデッキ

つながり

小林めぐみ(CLUB HUBlic)

菅原広豊Hitachi frogs/茨城移住計画

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

小林めぐみさんから紹介していただき、群馬県初のインタビュー。水上は友人もいる場所ですが、まだ行ったことがなく谷川岳の写真を見て、行ってみたいと思いました。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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