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【岩手】福田学(みちのくソレイユ)

地域おこし協力隊で岩手県釜石市へ移住し、サイクリングガイドで岩手の魅力を発信する福田学さんにインタビュー。

プロフィール

1977年生まれ、東京都豊島区出身。母が岩手県一関市出身という事もあり、幼い頃より岩手を「第2の故郷」として育つ。 2017年6月より釜石市の起業型地域起こし協力隊(ローカルベンチャー)として観光プロジェクトに携わっています。現在は「みちのくソレイユ」代表として、サイクリングガイドとして市内を中心にサービスを展開しています。

地域おこし協力隊で釜石へ

コンピューター系の専門学校で音楽編集やWebページ制作などを学び、写真加工や誌面編集を行う広告会社に入社。ちょうど就職氷河期と呼ばれる時代でもあった。その後大手印刷会社に転職し、10年ほど勤務した時に東日本大震災が発生した。ニュースで目にした東北の惨状を見て、母の故郷でもある岩手に恩返しをしたいとの思いが強くなった。このまま東京で働き続けていいのだろうかと、自分の人生をも考えるようになった。

いつか被災した地域に住む方々が一つの空間に集う場所を作りたいとの夢を描くようになり、カフェ事業をする会社に転職して、カフェ経営について学ぼうと考えた。その頃岩手のアンテショップにも顔を出し、情報収集もした。イベントにも参加して、ますます岩手や釜石への想いが強くなる。2016年8月に一関に帰省した際に釜石まで足を延ばし、タクシーで観光した。その時に尾崎白浜の夕日を見て、ここに住みたいと思ったそうだ。

そして、募集で見つけた地域おこし協力隊として釜石市へやってきた。三陸一人旅で訪れた釜石の夕景に感動し、釜石市にてサイクリングツアーをメインにしたガイド業をんミッションとして活動。 三陸ならではの自然景観や歴史、地域体験をコース化したツアーを体験する事で釜石の魅力を感じてもらい全国に魅力を届けたいという。観光とサイクリングを結び付けたツアーのほか、現在は(株)かまいしDMCに勤務し、キャンプ場の運営スタッフとして日々取り組んでいる。

これからどうしていきたい

将来的には岩手県全域の魅力を伝える活動をしたい。

パッションポイント

陶芸、美術館巡り、フットサル、スノーボード、カフェ巡り

公式サイト、出版物など

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Facebook  みちのくソレイユ

チケット(私のできること、得意なこと)

・釜石の絶景スポット、歴史のある地域を魅力を伝えます

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

瀧澤神社奥の院
渓流の上にある神社と岩場から見える景色が絶景

根浜海岸
岩手県釜石市鵜住居町第21地割23番地
公式サイト

お気に入りの場所(アウェイ)

沖縄の海

つながり

鈴木寛太(かんたはうす)

齋藤貴子(womamらぼ)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

鈴木寛太さんから紹介。福田さんのお話を聞いて自転車は好きなので、いつか岩手の景色のなかでサイクリングを楽しんでみたいと思いました。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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