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【山梨】原田宏美(空間デザイナー)

横浜から小淵沢に移住し、二拠点生活を続けながら空間デザイナーとして活躍する原田宏美さんにインタビュー。

プロフィール

原田宏美
東邦レオ株式会社  グリーンディベロップメント事業  空間デザイナー

1981年、千葉生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科森林科学専攻 修了(修士)。大学在籍時にニューヨーク州立大学ストーニーブルック校に交換留学。2007 年より東邦レオ株式会社に勤務。

都市空間の価値を高めるオフィスリノベーションや暫定地のプランニング・設計・空間演出に携わる。主な実績としては、青山ビルヂング(2017年)、バスあいのり3丁目TERRACE(2020年)のランドスケープ設計施工等を担当。2021年からは会員制ビジネスイノベーション拠点kudan houseで、若手ビジネスパーソン向けに開催しているビジネスサロンの運営にも携わる。

プライベートでは、2020年9月より山梨県小淵沢・東京の2拠点でのライフスタイルをスタート。またライフワークとして、絵本やイラストを制作。

写真:satoshi hamano (glifeLLC)

山梨県北杜市に移住

学生時代にピースボートで世界一周の旅をしたことがあるという原田宏美さん、その旅の中で一番印象に残ってる景色はヨルダンで、砂の大地が鮮明に記憶に残っているそうだ。ピースボートというと約3ヶ月間の船旅で結構な旅費がかかる印象だが、原田さんはコミュニケーションコーディネーター(日本語と英語の通訳ボランティア)として乗船したので、旅費がかからず世界一周を経験できた。

大学卒業後は都内の都市緑化の設計に関わる仕事に就いた。2020年9月に家族5人で横浜市から山梨県北杜(ほくと)市に移住した。南アルプスを望む築30年の元民宿に住まいを移し、リモートワークと週に1度の通勤で仕事を続けているそうだ。原田さんの仕事は空間ブランディングで、設計企画を担当している。青山ビルヂングや、バスあいのり3丁目TERRACEなどを手がけた。

バスあいのり3丁目TERRACE

2020年、新宿3丁目の路地裏広場にオープンしたガーデンレストラン。旅客用高速バスの空きスペースを活用した「産地直送バスあいのり便」により、地方から都市に特産品を運んでいる。地方の農産物の継続的な消費・購買につなげながら、産地ならではの稀少で新鮮な食材や各地域の魅力に消費者が出逢い、体験できる場を提供している。飲食のみならずマルシェやカルチャ―イベントも行っている。

kudan house

1927年に竣工した歴史的建造物「旧山口萬吉邸」を会員制ビジネスイノベーション拠点にリノベーション。東急・竹中工務店・東邦レオによる共同事業。東邦レオの関連会社の株式会社NI-WAが運営。大広間やシェアキッチン、茶室、談話室、和室、ホワイエ、ライブラリー、ホールなど全部で15部屋の間取りがある。

これからどうしていきたい

今後はリモートワークで都市&地方を旅するように働くスタイルが主流になると思っている。そしてその社会における都市の意味は、効率を高めて情報収集・人に会いにいく場。地方は、よりゆったりと学び、人との繋がりを醸成する場、と考えている。

そこで、自身が東京と山梨の二拠点生活を続けながら、多拠点生活を気軽にできる世の中を目指して、都会と地方のコミュニティを繋ぐ活動をしていきたい。

たとえば、今暮らしている元民宿をリノベーションして、人が集いネットワーキングできるラボや、快適な仕事環境を作りたい。ゲストや地元の方を繋げ、交流を深める、そしてそこから新しいことを生み出していく場を作っていきたい。

パッションポイント

絵を描く

公式サイト、出版物など

東邦レオ 公式サイト

kudan house (※会員制の為、見学・利用は要予約)

チケット(私のできること、得意なこと)

・小淵沢を案内します
・お試し二拠点移住生活、相談ください

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

小淵沢
山梨県北杜市小淵沢
観光協会サイト

上高地
長野県飛騨山脈南部
公式サイト

お気に入りの場所(アウェイ)

バルセロナ

ニューヨーク

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

つながり

伊藤奈未(Social Green Projects in NAGAREAYAMA)

嘉村賢州(NPO法人場とつながりラボhome’s vi )

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

伊藤奈未さんからの紹介。北杜市や小淵沢には行ったことはないですが、甲府や松本に行く時中央線で近くまで行ったことあったので、どんな場所かはすぐに想像できました。南アルプスの風景を楽しみながらのんびりと過ごすのもいいですね。二拠点生活してみたいです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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