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【東京】有賀みずき(編集者)

大学時代に始めたフリーペーパー「もとすみマニアックず。」で注目を浴び、現在もフリーペーパーや新しいマガジン制作にも活動を広げる有賀みずきさん。

プロフィール

1993年5月22日生まれ、ふたご座、O型。

群馬に生まれ、埼玉・メキシコ・コロンビア・神奈川にて育つ。
2016年3月に明治大学情報コミュニケーション学部、社会学都市論を専攻する南後由和ゼミを卒業。2016年「もとすみマニアックず。」を発行。

幼少期は海外で過ごした

群馬県で生まれ、サッカー好きの父親がスペイン語を話せたことから、転勤のためメキシコやコロンビアに家族で引っ越し、幼少期は海外で過ごした。現地は治安が決して良くなく、外出する際にはクルマで送迎され、学校には警備員もつくほどだった。帰国してからは父の会社の本社がある川崎市に住んだ。小学生の頃から雑誌が好きで、特に「mini」は毎回読んでいて、将来は雑誌の編集者になりたいと思っていた。

大学卒業前にフリーペーパー発行

大学は明治大学に進学。社会学を専攻し都市論をテーマに学んだ。そこで渋谷のストリートカルチャーや西武、パルコといったメセナ活動や広告など研究した。大学を卒業する前に小・中学校時代の同級生と再会し、友達同士で雑誌を作りたいという話で意気投合し、「もとすみマニアックず。」というフリーペーパーを作ることになった。それぞれ紙媒体の編集経験はなかったものの、デザインや広告、情報発信に関するプロジェクトに関わった経験などを活かし、みんなで取材から制作、編集を行った。

発行はだいたい1年に1号のペースだったが、卒業後就職してからは、休日に集まって取材や制作をしながら3号まで発行した。就活中は大手広告代理店に進むことを考えていたが、その後興味を持った少数精鋭の広告会社に頭を下げて就職させてもらう。新宿の商業施設でマルシェの運営など1年半ほど勤めた。その時から食に興味を持ち始めていく。

その後、宮崎野菜の配達サービスVEGEO VEGECOでの配送アルバイトを経て、D&DEPARTMENTに転職。渋谷ヒカリエのd47でショップスタッフとして1年、D&DEPARTMENT TOKYOで1年勤務し、その後は編集部に移動し「d design travel」の編集に携わる。また、しばらく休止していたフリーペーパー制作を再開。保護猫について情報発信している友人と「さとねこたより」も発行中。

これからどうしていきたい

現在、無名の作家やデザイナーたちを集めて、オムニバス形式で「夜と朝」というテーマで作品を掲載する「雑食」というマガジンを制作中。22年5月ごろには創刊予定。

パッションポイント

料理、仕事

公式サイト、出版物など

夕暮れ編集商店

チケット(私のできること、得意なこと)

・本づくり、編集の相談に乗ります。

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

八雲中央図書館
東京都目黒区八雲1丁目1−1

お気に入りの場所(アウェイ)

ヘルシンキのトーロ湾(フィンランド)

つながり

根岸亜美(オダワラブレイク)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

みずきちゃんを初めて知ったのは、生活の拠点である元住吉でフリーペーパーを出してる人がいて、しかもセンスがいいと思っていたら、その後に舞台のパンフレット編集で一緒に仕事をさせていただく機会があって、そこで対面できました。一見おとなしそうな雰囲気でいながら、感性とエネルギーが溢れていて魅力的な方だと思いました。またお話を聞かせてください。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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