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【沖縄】上原尚子(絵本屋 Polaris)

自宅の庭に6畳の小屋を作り絵本屋を開店、ユニークな読み聞かせ活動なども行う上原尚子さんにインタビュー。

プロフィール

上原尚子(うえはら なおこ)

1995年演劇活動を開始。東京国際舞台芸術フェスティバル、沖縄市戯曲大賞受賞作品、jazzピアニスト屋良文雄との共演や、学校公演ツアー、ひとり芝居など舞台出演多数。

2005年~「表現&演劇スクール大地アトリエ」にて子供演劇クラスの講師、2005年~2009年まで文化庁学校への芸術家派遣事業の派遣講師を務めた。現在は名護市内にて絵本屋店主を務める傍ら、絵本の読み聞かせに力を入れている。

自宅の敷地内に絵本屋を開業

沖縄で20代から35歳くらいまで現代演劇をやってきた上原尚子さん。お子さんが生まれ3歳になった年に演劇から身をひいた。演劇をやめて一緒に晩御飯食べてほしいとお子さんに言われたのがきっかけだと話す。それから子育てに専念し、子育てとパートを続けながらも、何かしたいとの想いは残っていた。育児しながらできることは何か自問自答する日々が続いた。

ある日、絵本の読み聞かせをやるから来ないかと知人に誘われる。気楽に参加したのだが、子どもたちが上原さん読む話、前のめりで楽しんでくれた。絵本は短いストーリーの中にも深いメッセージが込められていていることも知った。そこで絵本を売りながらカフェをやってみようとアイデアが浮かんだ。自宅の庭に6畳ほどの小さな小屋を建て、200冊の絵本を並べた。自宅と絵本屋の間では、絵本の読み聞かせなどのイベントも出来るスペースも作った。

音楽と読み聞かせの「boketto(ボケット)」

一緒に演劇活動をしてきた北川さんとピアノ、ホルンの先生が集まり、音楽と読み聞かせの集団「ボケット」を結成した。名前はボケっとしたいという意味からで、ママさんもお子さんも忙しくて、一人でぼーっとする時間もあまりないので、そういう時間を提供したいとの想いが込められている。

これからどうしていきたい

世代を超えたみんなが楽しい場を作っていければいい

パッションポイント

音楽

公式サイト、出版物など

絵本屋Polaris

チケット(私のできること、得意なこと)

お話ししておすすめスポットなど紹介します

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お気に入りの場所(ホーム)

屋部の砂浜
沖縄県名護市屋部

つながり

前田裕子(名護市観光協会)

・当山彰一(劇艶おとな団)

宮島真一(シアタードーナツ)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

前田裕子さんからの紹介でインタビュー。バックグラウンドをよくよく聞けば演劇の世界にいらっしゃっとのことで、もう少しその話も伺いたかったです。名護に行った際には絵本屋さんにも寄りたいです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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