【新潟】貝瀬智大（Soil Works）
音楽業界を目指し上京するが、地元のためにとUターンし農業レーベル「
プロフィール
東京からUターンで南魚沼へ
出身は新潟の南魚沼市で、実家は米農家。子どもの頃は後継などは考えたこともなく、音楽業界で仕事をすることを夢見てきた。23歳の時に上京しラッパーとしての活動をしながら音楽業界に進んだ。様々なアーティストたちの全国ツアーや野外フェスの企画制作に携わってきたが、20年のコロナ禍でイベントが一気に無くなり時間がぽっかりと出来てしまった。その時間でいろいろ考えて、地元に貢献できることは何か、好きなことは一体何かを考えた。そんな時にUターンで地元へ帰ってきて、Soil Works（ソイルワークス）という“レーベル”を作る。友人のデザイナーたちと集まり、農業を切り口に様々なコンテンツをプロデュースしようと結成したのだ。
ソイルワークスの由来は、ソイル（土壌）という意味で、土壌を固めて作っていく、アイデアを芽吹く場所にするという想いとワークスはアート作品を作っていきたくて、アートっぽいワークスという名前をつけた。
主な活動は、お米のEC販売、イベントの企画制作、アパレル(作業着)展開、動画コンテンツなど、農業を切り口に様々なコンテンツを展開する。日本有数の米どころとして有名な新潟県魚沼地方で、特に美味しいと言われている南魚沼産(旧南魚沼郡塩沢地区)のコシヒカリを使用した新ブランド米「然然(シカジカ)」を立ち上げた。日本一の米について、どういう場所で出来てるのか、その風土や作り手など、消費者には見えてない部分を見える化する。然然(シカジカ)とは、繰り返して言ったり、詳しく言ったりする必要のない時、その代わりに使う言葉で、あえて説明するまでもないようなことを省略する時に使われる。単体での意味は特に無い言葉だが、その所作や使い所に着目して、2つの思いを込めたそうだ。
20年9月には、東京の渋谷パルコでPOPUPストアを出店。オープニングパーティーでは、数量限定で「然然」を使った塩おむすびと南魚沼の地酒「八海山清酒」を無料で提供した。また新潟出身のSam Is Ohm、町田涼による音楽選曲で盛り上がった。そして、フリーペーパー「Soil Works SHIN-BUN」も期間中に無料配布した。
今後は、味噌などもプロデュースしていきたいと語る。そして新潟のみならず全国に展開していきたいそうだ。他にも農作業で使うオーバーホールもオリジナルでデザインし販売もしていくそうだ。ソイルワークスは現在は任意団体なので、将来的には一般社団法人などの法人化を目指しているという。今後の活躍に注目です。
これからどうしていきたい
子どもたちは東京や海外へ就職していくが、10年後とか、将来にまた魚沼に戻ってきたくなる場所にしたい。
パッションポイント
川釣り、スノボ
公式サイト、出版物など
チケット（私のできること、得意なこと）
| ・美味しいお米の炊き方を教えます |
| ・イナワが釣れるスポットに案内します |
※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
お気に入りの場所（ホーム）
護国観音展望台
新潟県十日町市戊
観光サイト
JR上越線「塩沢駅」より車で25分
お気に入りの場所（アウェイ）
渋谷WWW
東京都渋谷区宇田川町１３−１７ B1F シネマライズビル
公式サイト
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK！2％ポイント還元！
つながり
・亀山春花 （hickory03travelers）
取材後記
ヒッコリースリートラベラーズの亀山さんからの紹介。全国的に有名な南魚沼産のお米を、魚沼を名乗らずにブランディング。これからの活動が大いに注目される貝瀬さん。新潟のお米は本当に美味しいので、いつか貝瀬さんのお米を食べてみたいです。（野田）
| インタビュー・野田国広（編集部） グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |