100人、100通りの人生とまちの風景、キーパーソンに会いに行こう

【大阪】渡辺葉一(ヒトツナギ)

泉佐野商工会議所、まちづくり企業を経て独立、築100年の古民家をリノベーションしたコワーキングスペース「.COMMUNE」を開業した渡辺葉一さん。

プロフィール

立命館大学経営学部マーケティング学科卒業後、泉佐野商工会議所にて経営指 導員として 400 社以上の事業者支援に従事。また広報担当として機関誌編集、 社内外の広報を行う。その後、泉佐野市のまちづくり企業にて エリアマネージャーとして遊休不動産 活用、プロジェクト支援に従事。 2021 年 3 月に独立し、地域事業者の広報・ プロジェクト支援業を行う 「ヒトツナギ」開業。 2022 年より築 100 年の古民家をリノベーションしたコワーキング&シェアオフィス COMMUNE を設立 し、地域での創業、クラウドファンディングの挑戦をサポートしている。

泉佐野でコワーキング「.COMMUNE」開業

大阪市で生まれ、小中学と和歌山県の全寮制学校に通い、大阪の高校を経て、大学は滋賀県にキャンパスがあった立命館大学に進学した。大学では経営やマーケティングを学び、卒業後は大阪YMCAに就職して、古民家の宿泊施設兼キャンプ場の運営などを行った。次に泉佐野商工会議所に転職して商店街を担当。泉州地域に深く関わっていく。大阪市内とは異なり経済状況が厳しかったものの、まちづくりは活発で地元のプレイヤーたちが奮闘していた。その後、南海泉佐野駅周辺の活性化に向け、公民連携のまちづくりを行うため「バリュー・リノベーションズ・さの」にて地域にある空き店舗や空き家のリノベーションしていく活動を行った。

商工会議所にいた時に、「まちゼミ」の泉佐野バージョン「さのまちゼミ」を開催した。この取り組みは全国各地で派生している地域活性化のひとつで、お店の方が講師となり専門家ならではのコツを教えてくれるというイベントで、これをきっかけに様々な事業者と出会うことができた。その一人に空き家のオーナーがいて、独立後、空き家を活用してほしいと相談が寄せられた。そこでなにがこの町に必要かを考えたとき、関西国際空港のお膝元でありながらもワークスペースがなく、フリーランスの方たちが仕事できる環境がないことに気づいた。

そこで古民家を改装してコワーキングスペースにするプロジェクトが動き出す。クラウドファンディングを通じ資金を調達して「コワーキング&シェアオフィス COMMUNE」が22年4月に開業。仕事をする方のみならず、資格取得勉強したい方など利用してくれている。

2階は古民家の梁や土壁のあたたかな雰囲気のワークスペースやカウンター、半個室、防音個室などがある。

 

これからどうしていきたい

それぞれの地域で活用されてないものが多い

行政の施設、公園、もったいない、工夫とアイデア、場所のリノベーション

パッションポイント

古民家をリノベーションしたとこに行く

公式サイト、出版物など

.COMMUNE

instagram (@commune_rinku)コワーキング&シェアオフィスCOMMUNE

instagram (@watanabe_yoichi86)渡辺葉一

チケット(私のできること、得意なこと)

・古民家の活用からクラファンの挑戦、まちづくりなど相談にのります

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

マーブルビーチの夕日

お気に入りの場所(アウェイ)

立命館大から見る滋賀の風景

つながり

大滝雄介(一般社団法人KOKIN)

植田淳平(長浜経済新聞/ホレボレ滋賀)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

大滝さんからの紹介でインタビュー。相談しやすそうな雰囲気を醸し出していて、またお話を伺いに泉佐野にも足を運びたいと思います。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
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