100人、100通りの人生とまちの風景、キーパーソンに会いに行こう

【島根】安達元紀(山陰効果団地)

安来市立病院で建物管理技師の仕事を行いながら、山陰地方の有志で構成する「山陰効果団地」というコミュニティで地域活動を行う安達元紀さん。

プロフィール

1999年から安来市立病院の建物管理技師として総務課や企画経営課で勤務。 地方公務員の傍ら『地域きっかけコミュニティ』山陰効果団地で活動を行う中で『松江市青少年育成事業 実行委員長』『国土交通省ミズベリング縁アドバイザー』『松江市成人式アドバイザー』『市報松江コラム執筆』など様々な経験を積む。

職場の仲間と山陰効歌団を開始

島根県松江市出身。松江高専の電気工学科を卒業し、1999年4月、安来市立病院に建物管理技師として就職した。   高専では電気工学が専攻だったこともあり、院内の電気・ボイラー・空調など建物全体の管理や契約などの業務に携わっている。   診療部、看護部、医療技術部など様々な部署との連携を日々図っていく中で、次第にコミュニケーションの重要性に気づく。   2007年ごろから公務員の枠を飛び出し、職場の仲間たちと一緒に音楽で地域を元気づけたいとオリジナルの楽曲(『大好き山陰』など)を作成し、イベント出演などを始めた。活動初期は『山陰効歌団』と名乗っていた。

2012年からは、更に様々な山陰両県の音楽家やアート作家ら約20人が集うことで、コミュニティ『山陰効果団地』と改名し、山陰の地域活性化を目的としたコミュニティ活動を行っている。 『音楽&アート』『企画運営』『講演講座』『交流会』『アドバイザー』『オンライン』『災害ボランティア』の7つの効果を掲げ、参加型の巨大紙芝居をしたり、地域活性化イベントを開催したり、地元プロレス団体や、農家とのコラボなど幅広い企画で街に賑わいを創り出している。 中でも廃棄されていた規格外の『鳥取県境港産白ネギ』を活用したカレーの開発では、『境港産白ネギホワイトカレー』として商品化。

中国5県のご当地カレーが集結したイベント『カレーフェスin鳥取』からもオファーがあり、300食を完売する人気となった。 安達さんはプロレス観戦が大好きで、プロレスの興行が『起承転結』を大切している点を企画運営の参考にしているそうだ。 さんいんアフタースクール 山陰エリアは都心部と違い、学生たちの音楽やアートといった芸術活動を発表する機会が少ない。

そこで『発表会や交流会や勉強会』を通じ、学生と社会人が一緒になって世代間交流を行う『さんいんアフタースクール』を企画し、地元の『島根県立情報科学高等学校』などで開催した。イベントの進行も学校の授業に見立て、社会、音楽、体育といった時間割で進めらた。社会人のスキルを生かした、デジタルアート実演、こみゅテク講座、SNS活用術などの時間も作った。

さらに『ビジネス編』として中海テレビ放送、ガイナーレ鳥取など11社の山陰の企業と学生が交流するイベントも企画した。学生たちが地域の課題に対して考え、プレゼンしたりもした。 山陰から海外へ 県内のみならず、県外のイベントにも招かれるようになり、更には安達さんやメンバーの作品が海を渡り『上海』に展示されるなど、山陰から海外への展開も注目を集めた。メンバー全員がそれぞれの仕事をしながらの活動ではあるが、持ち合わせたスキルを活かし合い、楽しさ溢れる社会を実現したいと考えている。

これからどうしていきたい

山陰のコミュニティと全国の仲間のコミュニティを繋ぐ窓口となりたい。夢は全国の仲間と様々なコラボレーションをしていき、お互いの地域同士がお互いを知っていくきっかけづくりをしていきたい。

パッションポイント

音楽(歌&MC)、アート(デジタルアート作成)、プロレス観戦(新日本プロレス)、企画&運営(地域イベントなど)

チケット(私のできること、得意なこと)

・山陰の様々な仲間が集まる交流会(オンライン含む)にご招待します。 
・今までの活動事例をお伝えすることができます。(オンライン含む)
一緒に企画を考えます。
・様々なジャンルの仲間のお店等の情報をシェアor案内します。
・タウンガイドに掲載されていない観光地の情報をシェアor案内します。

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

◇宍道湖 ◇松江城 ◇玉造温泉 ◇印度亜(スリランカカレー) ◇季節料理 湖粋 ◇カレー工房ダーニャ ◇レストラン&バーChâteau Smith

お気に入りの場所(アウェイ)

◇大山(鳥取県)のトマシバ(泊まれる芝畑) ◇鞆の浦(広島県)の宿「汀邸 遠音近音(をちこち)」 ◇マレーシアのランカウイ島 ◇バリ島のロックバー

つながり

ジェントルゆうすけ

瀬尾泰弘

永見陽平

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

ジェントルゆうすけさんからの紹介。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
野田国広の記事一覧