東京の再開発

虎ノ門・麻布台プロジェクト、森ビルが2023年完成を目指す

投稿日:2019年8月23日 更新日:

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森ビルが新しいヒルズを整備

虎ノ門・麻布台エリアで森ビルが2023年の完成を目指してプロジェクトをスタートさせた。

広大な中央広場を街の中心に据え、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、約150店からなる商業施設、文化施設など、多様な都市機能を複合的に融合させた「ヒルズの未来形」を構築する。

 

アマン東京、ジャヌ東京も開業

延床面積約86万400平方メートル、オフィス総貸室面積21万3900平方メートル、住宅戸数約1400戸、メインタワーの高さは約330m、就業者数約2万人、居住者数約3500人、想定年間来街者数2500~3000万人。

世界有数のスモールラグジュアリーリゾートとホテルを擁する「アマン」とのパートナーシップにより、ブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」と、アマンの姉妹ブランドとなる日本初進出のラグジュアリーホテル「ジャヌ東京」を開業。

屋上なども含めた緑化面積は約2・4ヘクタール。中央広場を核として建物などを配置する。

最寄駅は南北線の六本木一丁目駅、日比谷線の神谷町駅となる。

事業名称:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
事業者:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
区域面積:約8.1ha(施行地区面積)
敷地面積:約63,900㎡(約19,330坪)
延床面積:約860,400㎡(約260,000坪)
主要用途:住宅(約1,400戸)、事務所(約213,900㎡)、店舗(約150店)、ホテル(約120室)、インターナショナルスクール(約14,000㎡、ブリティッシュ・スクール・イン・東京(予定))、中央広場(約6,000㎡)、文化施設(約9,000㎡)等
緑化面積:約2.4ha
駐車場:約1,880台
事業費:約5,800億円
組合員数:285人(2019年3月時点)
着工:2019年8月5日
竣工:2023年3月31日(予定)

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